神戸市立王子動物園(兵庫県神戸市)は、ジャイアントパンダ「タンタン(旦旦)」の23歳の誕生日会を9月16日に開催、飼育員さん特製のかき氷をプレゼントします。
タンタンの性別はメス。1995年9月16日に中国大熊猫研究中心(臥龍繁殖センター)で生まれました。阪神淡路大震災の復興のため、オスの「コウコウ(興興)」とともに2000年に来園。2010年にコウコウが死んだ後は1頭でのんびりと暮らしているそうです。
タンタンのチャームポイントは短い手足でトコトコと歩く姿。入園者のアンケートでは、2位のゾウを抑えてダントツの1位になりました。
性格は、のんびりゆったり、ちょっぴり神経質。若い頃は動きが機敏だったそうですが、年々スローになっているそうです。動物園のスタッフさんによると、歳を取るにつれてかわいさのなかにじっくりとした円熟味が増してきたとのこと。時間を気にせずゆっくり会えるのも同園の魅力です。
須磨海浜水族園
神戸市には他にも興味深い動物たちがいっぱい。須磨海浜水族園では、ラッコのカップル・ラッキー&明日花や、変顔を見せてくれることもあるゴマフアザラシのメカブちゃん、筒の中にぎっしりと入りこんだマアナゴなどを見ることができます。
六甲山牧場
六甲山牧場のマンクス・ロフタン(希少羊)「六茶夫(むちゃお)」くんは、ナデナデをおねだりする甘えん坊。ミニチュアホースのサニーちゃんや、お耳が大きなウサギ(秋田改良種)の摩白くんにも会えます。
神戸どうぶつ王国
神戸どうぶつ王国の人気者は目ヂカラが印象的なハシビロコウのボンゴ(オス)とマリンバ(メス)。絶滅危惧種に指定されているハシビロコウは日本国内(※日本動物園水族館協会加盟園館)で13羽ほどしか生息しておらず、関西で会えるのは同園だけだそうです(ボンゴは繁殖のため9月中旬から一時的に那須どうぶつ王国に婿入り予定)。一般的にハシビロコウは動かないイメージがありますが、同園の2羽はそこそこ動くとのこと。観察していたら貴重な瞬間を目撃できるかもしれません。
神戸の動物たちに会いたくなったら国の「平成30年7月豪雨観光支援事業費補助金」が便利。詳細は「11府県ふっこう周遊割」お知らせサイトから確認できます。
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