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世界一売れた自動車、フォルクスワーゲン「ビートル」生産終了へ 2019年にファイナルエディション発売(1/2 ページ)

フォルクスワーゲンを代表する名車

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 ドイツの自動車メーカー「フォルクスワーゲン」が、同社を代表する小型自動車「ビートル」の生産終了を発表しました。

フォルクスワーゲン VW ビートル タイプ1 生産終了 最終モデル
現行モデルとなる第3世代のビートル

 ビートルは1938年に生産が始まったフォルクスワーゲンを代表するクルマで、「タイプ1」という小型自動車がルーツ。カブトムシなどの甲虫に似たルックスから「ビートル」という愛称で多くの人々に親しまれ、1998年に後継となる「ニュービートル」が発売されました。タイプ1は2003年の生産終了までに2100万台が生産され、「世界一売れた自動車」として記録されています。

フォルクスワーゲン VW ビートル タイプ1 生産終了 最終モデル
初代ビートルとなるタイプ1

 今回の生産終了の背景には、生産の軸を電気自動車へシフトしたいフォルクスワーゲンの狙いがあり、現行の体制のままでは計画を立てるのが難しいと判断。最終版となる特別モデル「ファイナルエディション」の発売をもって、長い歴史に幕を下ろすことになりました。

フォルクスワーゲン VW ビートル タイプ1 生産終了 最終モデル
最後のビートルとなるファイナルエディション
フォルクスワーゲン VW ビートル タイプ1 生産終了 最終モデル
2003年に生産が終了したタイプ1

 ファイナルエディションはクーペとコンバーチブル・スポーツの2タイプを展開。具体的な販売スケジュールや価格などは未定ですが、カラーバリエーションの中にはタイプ1の最終生産モデルで採用されたベージュとライトブルーをほうふつとさせるカラーリングが用意されるなど、歴代のビートルたちに対するリスペクトを込めたモデルとなりそうです。

春山優花里@haruYasy.

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