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レジンで作った「人工こはく」が美しい 小学生のころのアイデアから現実に

現実的なソリューションが見つかって夢が形に。

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 ロマンあふれる「虫入りこはく」をレジン(樹脂)を使って作り出した「人工こはく」が、思わずときめく美しさです。


きれい……

 作成したのはレジン工作を手がけるニケルxp(@ni28_xp)さん。レジンの中にはセミの抜け殻が入っており、こはく色のレジンを多面体の型に注いでは固める作業を繰り返し、複数の層を重ねて完成させています。一見したところ層を重ねているようには見えない自然さがすごい。


ロマンを感じる

 ニケルxpさんにうかがったところ、作成にかかる時間は積層と硬化で合わせて2日、研磨を含めて3日程度。通常このサイズの立体作品をレジンで作る場合は積層作業で1週間程度かかることもあるものの、量産できるように注型の仕方を工夫して2日に短縮したとのことです。

 レジンの層を重ねて人工こはくを作る方法は、ニケルxpさんが小学生のころに考えたアイデアが元になっています。ニケルxpさんがTwitterで公開した当時のノートには、容器に浅く水のりを入れて乾かし、乾いたらその上からまた水のりを注ぐという作業を繰り返し、ある程度層を重ねたら虫を入れる、というアイデアがつづられています。それから10年経って得たソリューションがレジンだったそうです。子どものころのアイデアを現実にするとは胸熱……!


元になったアイデア

 ニケルxpさんはレジンを使ったUSBメモリも作っており、回路を閉じ込めた未来的デザインの「鉱石メモリ」、スカイブルーに雲をデザインした「August Sky Memories」も見ていてわくわくしてきます。人工こはくのペーパーウェイトや鉱石メモリはハンドメイド作品マーケットプレイスCreemaで販売されており、ロマンを感じた人はチェックしてみるとよさそうです。

鉱石メモリ
August Sky Memories

画像提供:ニケルxp(@ni28_xp)さん



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