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京急鉄道が泉岳寺以外の全駅で駅名変更案を公募 見慣れた駅名がごっそり変わる可能性?

小中学生のアイデアで駅名が決まります。

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 京急鉄道は創立120周年記念事業として、京急沿線に住む小中学生から、京急線の全ての駅(ただし、都営浅草線との共同使用である泉岳寺駅を除く)の駅名変更案を募集します。募集期間は9月21日から10月10日です。


京急鉄道 46駅の駅名を募集します

 この企画は、京急線産業道路駅の地下化がきっかけ。この駅は、2019年に新駅としての運用開始を予定していますが、地下化によって近くを通る通称「産業道路」と呼ばれる県道とのゆかりが薄くなるため、駅名変更が確定しています。これを機に、他の京急線駅名ついても新名称を募集し、駅名変更を検討するというもの。

 駅名に採用されるかどうかに関わらず、応募者の中から抽選で、120人に「京急120周年記念品(非売品)」がプレゼントされるとのことです。


京急鉄道 京急は創立120年を迎えます

 大々的な企画ですが、現時点で駅名変更が確定しているのは、産業道路駅のみ。そして、他社線との乗換え最寄り駅であったり、公共施設、神社仏閣、歴史的史跡等の最寄り駅として広く認知されている駅に関しては、変更の予定はないとのこと。つまり品川や泉岳寺など一部を除いた46駅が駅名変更対象となっています。ただし、名称変更の予定はない駅でも、今回の募集の対象とのことですので奮って参加してください。


京急鉄道 今回の公募で駅名変更を予定していない駅(26駅)

 京急鉄道は、「応募いただいた駅名案を参考に、産業道路駅とさらに数駅について変更を検討し、その変更駅と変更の実施日については2019年春ごろの発表を予定しています。なお、応募数によっての決定ではなく、一層皆さまに愛され、沿線の活性化につながると思われるものについて当社にて選考をおこないます」とコメントしています。

 応募要項は京急電鉄公式サイト「KEIKYU WEB」内特設ページに詳細がでています。自分が名称を考えた駅を自分で利用する――そんなことが現実になれば、その子どもの地域愛は大人になっても冷めることはなくなるかもしれません。


(クラタマスミ)


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