漫画『からかい上手の高木さん』(関連記事)の山本崇一朗先生(@udon0531)がTwitterに投稿した、催眠術を使う女の子の漫画がニヤニヤが止まらなくなる尊さで人気を集めています。
図書室の受付で隣に並んで座り本を読む、図書委員の男の子と女の子。読み終わった女の子が、隣にいるカケル君に「めんどうくさい」という理由で続きの本を取ってきてと頼みますが、そのもじもじした態度に「ちゃんと目を見て言えっていつも言ってるだろ」と断られてしまいます。すると、女の子は五円に糸を付けた“振り子”を取り出して……?
振り子を振りながら「とってきて…はやく…」と命令すると、グルグル目になったカケル君は「はい…」とだけ言って本を取ってくる行動に(!)。女の子の催眠術がすごいのか、男の子がかかりやすすぎるのか……。
その後かけられたことに気づいて「やめろっていつも言ってるだろうが!!」と怒りますが、女の子の「怒らないで下さい…」の暗示ですぐに静かになってしまうカケル君。“いつも”という言葉から、これが2人の日常だということがわかり心配になりますが、カケル君はカケル君で彼女に特別な想いを抱いている様子。
「しかしなぜ俺はこんなやつのことを…」と考えたところで、ハッとした彼は「お前の催眠術ってだれかにお前のことを好きにさせることってできるのか…?」と質問。それに対し女の子から「できないけど…」という答えが返ってきてホッとするカケル君ですが、疑問に思った彼女に「その質問の理由を」と催眠術を使って聞かれそうになり、ものすごく焦る彼なのでした。
それぞれの照れたりする表情や言葉から、特殊な2人の関係性やその後を想像して、気づいたら顔がニヤけている不思議。もしかしたらこれも催眠術の効果……!?
コメントでは催眠術を使ったドキドキ展開に「尊い」「続きが読みたい」と称賛の声が寄せられ、中には「気がついたらふぁぼりつしてた!これはもしや催眠術…」とカケル君のような人の声も。またユニークな髪型や照れ顔をみせる女の子に「かわいい」の声が上がり、他にもカケル君を応援する声など、さまざまな反響を呼んでいます。
山本先生は現在「ゲッサン」(小学館)にて『からかい上手の高木さん』と『くノ一ツバキの胸の内』をダブル連載中。またTwitterとpixivでは「将棋のやつ」と題された、将棋部での先輩女子と後輩男子の漫画を公開し、不定期ですが続編が投稿され、その度に話題になるなど高い人気を集めています。
画像提供:山本崇一朗(@udon0531)さん
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