海外のアニオタ刑事ドラマ待望のシーズン2公開 「サイバイマンのクッションが爆発してヤムチャる」「ナレ死」
ややシリアスよりな雰囲気になったものの、ネタのキレは変わらず。
米国の動画制作チーム「ROCKETJUMP」による、日本のアニメ・ゲームオタク抗争を刑事ドラマ風にした海外動画「ANIME CRIMES DIVISION」(アニメ・クライムズ・ディビジョン)のシーズン2が公開されました(関連記事)。シーズン1のむごい(ガンプラ)バラバラ事件から時を経て復活したネオ・オタクシティは、今日も全然平和じゃありませんでした。アニメ過激派ばっかりかよぉ!
オタクだけが住むネオ・オタクシティでは、その住民の特殊性から“アニメ犯罪”が日々起きていました。“アニメ犯罪”は普通の警察には通報されず「アニメ犯罪課」に回されることになっていたのです。主人公の「ジョー」と「ディーゼル」はそんな「アニメ犯罪課」の“元”刑事であり、またシーズン1のラストで決別した2人でもあります。
なお、シーズン2のエピソード1が公開されたのは9月7日ですが、先日ついにちゃんとした翻訳字幕がつきました。視聴する際は、右下の歯車マークから「日本語」を選択してください。
シーズン2冒頭は、シーズン1と同じくネオ・オタクシティの簡単な紹介からスタート。今回は、「まどか☆マギカ」第1話より幸せであり、また第3話のように闇のある街でもあると語られます。やばいやん。死ぬやん。こんな街絶対おかしいよ。
横暴ながら極めて優秀な刑事でもあった「ジョー」が去り、テープ係となってしまった「ディーゼル」。1人失意の日々を過ごしていました。
そんななか、殺人事件が発生。シーズン1で発生した「殺人事件」の被害者はガンプラでしたが、今回の被害者はちゃんと(?)人間、しかも「ジョー」の幼なじみである「ヒデキ」だったのです。解決できるのは「ジョー」と通じている自分しかいないと、チーフに詰める「ディーゼル」。テープ係からの脱却と「ジョー」の現場復帰を賭け、「ジョー」の元へ向かいます。
一方のジョー。シーズン1での心の傷から、ネオ・オタクシティを出てプレステージTVシティへ移住する準備を進めていました。アニメの話で幸せを感じると電流が走るバイオレンスな腕輪を着け、移住費を稼ぐためゴルフ部のコーチをしては部員からアニメの話を振られて不機嫌になっている様子。
そこに現れたディーゼル。最初は無下にしていたジョーですが、ヒデキとの過去の約束と、「ディーゼル」が移住のためのコネを持っていることなどからついに協力を決意。シーズン1ラストで捨てたバッジを渡されると……セーラームーン風の変身シーン! 虹色の光りに包まれ、チェクシャツに大変身!! ジョーファン大興奮です。いたらですが。
こうして、刑事に復帰したところでエピソード1は終わり。続く第2話は、「ナレ死(※)させられたいか?」の名言や、郵便で届いたサイバイマンのクッションを抱きしめると爆発して完全にヤムチャな死に方をする同僚など、大変見どころ満載な内容となっています。ぜひ続けてみてください。
※ナレ死:ストーリー上死亡シーンもなくナレーションで死んだことが伝えられること
なお、21日に公開されたエピソード3は、まだ日本語の字幕がついていません。近い内に付くと思われるので、楽しみに待ちましょう。
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