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駅構内の個人用オフィス空間、富士ゼロックスと東京メトロの実証実験が拡大・延長

葛西と新宿に増設されます。

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 富士ゼロックスと東京メトロは、2018年6月から南北線溜池山王駅・千代田線北千住駅の構内で行っていた個人用のワークブースを貸し出す実証実験を延長し、設置場所を駅以外にも拡大すると発表しました。


サテライトオフィスサービス サテライトオフィスの中

サテライトオフィスサービス 10月からは15分200円で利用可能です

 これにより、ブース設置場所は東西線葛西駅、新宿野村ビル1階エントランスに増え、実証実験期間は約3カ月延長した2018年12月28日までとなります。またこれまで無料だった利用料が、10月1日から15分200円(税別)と有料化されます。

 実証実験は、「移動中のスキマ時間を有効に活用するため、ビジネスパーソンの動線上にオフィス空間を提供する」というコンセプトのもと行っているもの。ブース内にはデスクと椅子、液晶モニターを設置し、電源コンセントと専用無料Wi-Fiが使用可能です。


サテライトオフィスサービス 東西線葛西駅(西出口付近)

サテライトオフィスサービス 新宿野村ビル1階エントランス(受付横スペース)

 実験開始から3カ月が経過し、予想を超える多くの利用があったことから、設置場所や増設など利用者からの要望を反映。駅構内だけでなく、オフィスビルへの設置にも踏み切ったとのこと。

 利用するにはユーザー情報を登録し、希望の利用時間を予約。ブース前に到着後、電子錠をスマートフォンで開錠して利用し、利用料金はクレジットカードで支払うという流れになります。利用時間は7時から22時。


(クラタマスミ)


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