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相模鉄道が2019年に開業予定の相鉄・JR直通線で、新型車両「12000系」の導入決定が発表され、イメージなど車両情報が公開されました。
12000系の製造を手がけるのは総合車両製作所(J-TREC)。車両の外観はヨコハマネイビーブルーと名付けられた濃紺色で統一されており、先頭形状は能面の1つである「獅子口」をイメージ。ステンレス製のボディと合わさりエレガントなルックスに仕上がっています。
車両内部は安全性と快適性の向上が大きなテーマとなっており、地元高齢者の意見を取り入れた改良型ユニバーサルデザインシートを採用。座席の位置を高くしつつ、座面を小さくしたことで立ち座りが楽になっているそうです。
また、座席端にある仕切り板は通常よりも大きなものが採用され、ドア付近に立つ乗客の荷物などと干渉しないようになっているのもうれしいところ。ありがたい。
ベビーカーや車いす用のフリースペース、Wi-Fi(無線LAN)、ナノイー搭載の空気清浄機などが全車両に搭載されるほか、同社初となる防犯カメラの導入も決定しています。
相鉄の新型車両「12000系」は2019年春に第1号が導入される予定で、同年度末までに全6編成(各10両、計60両)の導入される見込み。主力として活躍する相鉄・JR直通線が2019年下期の開業が予定されています。
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