少々不審な行動をするこわもての男性、一体何者なのでしょうか? Twitterに投稿された創作漫画『ほのぼの漫画』が、納得のオチでした。
体つきも大きくこわもての男性。肩がぶつかりにらみつけられても、声を上げて威かくすれば、相手は大体逃げていきます。彼は、この辺りを“シマ”にしているようですね。
このように、毎日“シマ”を巡回するのが彼の仕事だといいます。すると、通りすがりの人がいきなり肩をなでてきました。てっきり先ほどのように追っ払うのかと思いきや、あれ、それほど嫌そうではない表情をしているぞ……? しかしなでる手が頭に来ると突然威嚇。一体なんなんだ?
そんな彼も、“親分”に言えない秘密があるようです。いかにも忠誠心の強そうな彼が秘密にしていることとは、何なのでしょう。公園で人を待っている彼の隣に現れたのは、スーツ姿の男性。彼は「例のブツを早く出せ…」と意味ありげに急かします。ブツって、ま、まさか危ない粉か何かじゃ……!?
スーツの男性がかばんから取り出したのは、どこかで見たことのあるパッケージ。この細長い形は、猫たちが夢中になるあの液状のおやつでは……? すると、こわもての彼はなんとそれをぺちょぺちょとなめ始めたのです。スーツの男性はその様子を見て完全に和んでいるし、す、すごい絵面だ……一体どうなってるの? そこへ「ミーコ」と呼びかけながら、子どもが迎えにきました。そうです、こわもての彼の正体は飼い猫のミーコ。親分、もとい飼い主に秘密にしていたのは、よその人からおやつをもらっていることだったんですね。
巧みな擬人化と、擬人化したことで生まれるシュールな絵面が面白い漫画でしたね。なおリプライ欄によると、親分とのなれ初めは「ミーコがまだ産まれて間もない子猫の時、親猫に育児放棄されて雨の中死にかけてたときに助けて上げたのが親分でした。以来ミーコは親分の事が大好きです」とのこと。今後、親分やミーコがどんな風に成長していくのかが気になりますね!
この漫画を描いたのは漫画家・イラストレーターのパニャ(@d_pa_nyanta)さん。ご自身のTwitterやpixivFANBOXなどで、過去の作品を見られます。
画像提供:パニャ(@d_pa_nyanta)さん
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