「プリキュア」シリーズは2018年で15周年を迎え、最新作「HUGっと!プリキュア」も好調。もしもこの勢いで70年後も続いていたら? ……漫画家の横山了一先生が想像で描いたら、カオスなことになりました。うん、そんな気はしてた。
70年後のプリキュア
2088年時のプリキュア(?)、「レリゴー!プリキュア」がテレビに流れ、女の子は大喜び。隣の祖父母も「昔キュアブラックを必死で応援したものだわ……」「ワシもキュアピースには入れ込んだものじゃわい……」と、懐かしんでいます。キュアブラックの登場が2004年から、キュアピースの登場作「スマイルプリキュア!」が2012年の作品と思うと、年季がすごい。
やがて番組は、公開中の劇場版が挿入された特別オープニングに。未来の「プリキュアオールスターズ」でも歴代のプリキュアが全員登場しているようで、「総勢300人」が盛大にアピールされるのでした。スクリーンに収まるのかなあ……。
そして画面をよく見ると、「原画 青山充」の文字。青山さんといえば現在でもレジェンドと賞されるアニメーターですが(関連記事)、まさか70年後も「生ける伝説」として活躍している……!?
漫画は「歴代キャラの名乗りだけで映画の大半占めそう」「300人もいたら作画担当者の腕がカチカチになってしまう」と笑いを呼びました。青山さんのクレジット表記についても、「70年経っても青山さんが1人で原画!?」「何歳だよ」とツッコミが多数。多くのプリキュアシリーズで演出や監督を務めた大塚隆史さんまで、「青山さん、130歳超えとるわ!(笑)」と反応しています。
作者:横山了一
1978年生まれ、北海道釧路市出身。2002年に『熱血番長鬼瓦椿』(週刊ヤングマガジン)連載デビュー。妻は漫画家の加藤マユミ(@katomayumi)。妻子との日常を描くエッセイ漫画『きょうの横山家』や、オタクが戦国時代で活躍する『戦国コミケ』など、幅広い作風で知られる。
Twitter:@yokoyama_bancho
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