ライトノベル「剣脚商売」シリーズを手掛ける一石楠耳(@isikusu)さんのツイートをきっかけに、対戦格闘ゲームの「初心者お断りのハードル」について議論が紛糾しています(関連記事)。
議論の発端は一石さんの26日に投稿された「格闘ゲームでは、勝敗を気にする前にシステムを理解するべきではないか」という趣旨のツイートでしたが、現在では「現在の格闘ゲームは複雑化しているのか」「初心者が上達しやすい環境は整っているのか」などその議論は多岐にわたっています。一連の論争は現在も収束していませんが、現時点でTwitter上の反応をまとめてみました(10月31日までの反応を集計)。
なお、「初心者擁護」と「初心者批判」という視点で分析した結果、擁護意見が66.9%となり、批判意見を上回る形に。多様な意見が交わされいる話題ですが、”初心者をもっと大事にするべき”という点は、上級者・初心者を問わず多くのプレイヤーの共通認識と言えそうです。
ツイート数推移
ツイート数は発端となった一石さんのツイートが投稿されたタイミングで大きな盛り上がりをみせており、その後緩やかに低下。しかし、複数メディア(ねとらぼ含む)がこの話題を取り上げた影響か29日には再度ツイート数が増加し、10月31日時点でもツイートされ続けていたようです。
注目ツイート
注目されているツイートでは、初心者の目線から見たツイートだけでなく、「結局は楽しいというモチベーションが必要」「学習コストが高いのでは」「講習会を行うゲーセンがある」など、問題の解決方法を探ろうとするツイートが注目を集めたようです。
初心者擁護のツイート
「初心者も勉強すべき」という意見も
反応している年齢層は
反応している年齢層は20代以下が半数以上を占める結果に。その後、30代が約3割、40代以降はいずれも1割を切る形になっています。90年代前半の格闘ゲーム黄金時代をリアルタイムで体感していない世代も含め、主に熱心にゲームをプレイしているであろう若い世代で議論されているテーマのようです。
まとめ
発端となったツイートから約一週間、広い範囲で話題となった「格ゲー初心者議論」。簡単に結論が出せるものではありませんが、冬の時代を乗り越え、その競技性があらためて注目され始めた格闘ゲームだからこそ盛り上がりをみせたのかもしれません。
なお、都道府県別の反応を分析してみたところ、一連の話題はなぜか群馬で大きな盛り上がりをみせていたようです。理由は全くの不明ですが、もしや群馬は格闘ゲームへの意識が高い県だった……?
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