日産・370Zを公式カスタム、400馬力超のワンオフマシン「プロジェクト・クラブスポーツ23」発表 王道のかっこよさ(1/2 ページ)
艶のある大人なチューン。【写真26枚】
北米日産は、ラスベガスで開催された「SEMAショー2018」でスポーツカー「370Z(日本名:フェアレディZ)」をベースとしたワンオフチューニング車「プロジェクト・クラブスポーツ23」を披露しました。
プロジェクト・クラブスポーツ23は2012年式の「370Z NISMO」を元に、NISMOとMA Motorsportsが共同で製作したチューニングカーです。NA(自然吸気)エンジンのVQ37VHRに代え、インフィニティ・Q50(日本名:スカイライン)などに搭載されるハイパワーな3リッターV型6気筒ツインターボエンジン「VR30DDTT」を移植し、400馬力以上を発生。併せて、トランスミッションは370Z NISMOの6速MTを、サスペンションやブレーキもNISMO製パーツで強化しています。
このほかにも、RAYS製ホイール、カーボンファイバーで作られた軽量な外装パーツなど、各部に高性能なパーツを導入し、サーキット走行も見据えた仕様です。しかし、よくあるチューニングカーやレース車のような派手さや迫力ではなく、むしろ意識して控えながらもただ者ではない雰囲気を出すような、大人の佇まいを実現した仕上げが見事です。
プロジェクト・クラブスポーツ23は完成車として販売する予定はありませんが、「市販パーツで顧客が再現できる」ように開発したと北米日産は述べています。このモデルのために新規開発したパーツについても、一部を販売するとしています。
2008年にデビューした現行Z34型のフェアレディZは次期モデル登場のうわさがありますが、プロジェクト・クラブスポーツ23の王道スタイルはいかがでしょう。東京オートサロン2018などで披露した「FAIRLADY Z Heritage Edition」とともに、Z34型の集大成に値する1台といえるのかもしれませんね。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 280Zのイメージを再現 フェアレディZにオールドスタイルの特別仕様車「Heritage edition」登場
Z34型の最終形? 黄色のボディーにレーシングストライプが映えます。(写真44枚) - フェアレディZをさらに高性能化だと……! 警視庁高速隊の新型パトカーから逃げきれる気がしない
本気すぎる。 - ぶふぉぉぉ、オーラがハンパねぇぇぇ イタリアンデザインの「特別版GT-R」爆誕、超絶にしびれるかっこよさ
「GT-R50 by Italdesign」。GT-Rとジウジアーロのイタルデザインがコラボ。【写真24枚+写真追加10枚】 - お値段たったの6000万円 競技専用のスペシャルGT-R「NISMO GT3」を発売
SUPER GTなどに今すぐ参戦可能な仕様。2019年1月頃に出荷開始予定です。 - おぉぉこれは速そうだぁぁ 「ノート e-POWER」にさらなるNISMOチューン済みのハイスペック車「NISMO S」登場
ノート e-POWER NISMOから最高出力を25%高めて高性能化。