「いつも みんなに たくさん わらってくれて ありがとう」――ある母親が娘への感謝をつづった単語帳に、「温かい気持ちになる」「泣ける」と共感する声が集まっています。
この単語帳はモナ子(@yurupeco)さんが、「我が家の子育てライフハック」としてツイートしたもの。「ママのごはん おいしいって いってくれてありがとう」「あめの日に かさを ひとりでもって あるけるように なったね」など、娘さんのほめたいところや感謝していること、好きだと思うことを書き集めてきたのだそうです。書き出すなどして整理しないと、うまく自覚できない思いってありますからね。
娘さんは保育園児のころ、単語帳の言葉を一枚一枚読み聞かせられると、泣き止んでくれたといいます。成長して小学生になった今では、「この単語帳を一生大事にしたい」と、宝物にしているそうです。
このエピソードには、「ほっこりしました」「声だけではすぐに消えてしまう大切な言葉を、いつでも見返せるのがすてき」「子どもに怒っては後悔してきた自分を変えるためにマネします」など、さまざまな声が寄せられました。
モナ子さんにくわしい話を聞いたところ、単語帳を書き始めたのは、娘さんが字を読めるようになった4〜5歳のころ。数カ月に1回程度、娘さんのことを思い返しては書き込んでいるそうです。以前に育児日記を試みたときは、書くことが負担になって続けられなかったとのことで、気楽にできる単語帳という形式がうまくはまったようです。
娘さんは小学生になった今も単語帳がお気に入りで、自分で読んで照れたり、甘えながら「読んで」とせがんできたりするのだとか。単語帳はまだ1冊目が書き終えられたばかりで、娘さんも2冊目を心待ちにしているそうです。
余談ながら、モナ子さんのTwitterアカウントは、普段はプリキュア用とのことなので、おすすめの作品を聞いてみました。すると答えは最新作「HUGっと!プリキュア」。育児というテーマの中で「母性神話からの解放」にまで切り込む物語に、子ども以上に親がハマったそうです。おすすめのキャラクターも、同作の「野乃はな」。「つらい過去があるからこそ、弱い者に寄り添ってはげますことができる」ところに感動していました。
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