2018年で第4回目となる「痴漢抑止バッジデザインコンテスト」。入賞作品12作品から商品化される5作品を選ぶ最終選考がスタートしました(期間は11月18日まで)。
痴漢抑止バッジ(540円・税込)は、2015年、通学時の痴漢被害に苦しんでいた都内の女子高校生が、「痴漢は犯罪です」「私は泣き寝入りしません」と書いたカードをカバンにつけて被害を防いだことがきっかけで始まりました。
警察庁のデータでは電車内痴漢犯罪の被害者は、15〜19歳が49.7%、20代が36.8%。中には電車通学の学生が多くいると考えられます。そのことから、バッジのデザインには将来デザイナーを目指す学生から募り、審査にも多くの中高生が参加しています。
「痴漢抑止バッジデザインコンテスト2018」では、全国178校の学生から731作品もの応募があり、関西を中心に中学高校6校153人の二次審査により、入賞作品12点が選ばれました。
入賞12作品は11月7日〜27日、「あべのハルカス ウォールギャラリー」(大阪市)に展示され、ギャラリー来場者は18日まで好きなデザインに投票できます。
また、ネットでの投票も可能! 12月8日に東京ミッドタウン開催の授賞式で、最終選考を通過した新デザイン5作品を発表、商品化を決定します。授賞式は一般の方も観覧できます。バッジはネットや駅構内のコンビニなどで販売する予定とのこと。
一票を投じたりバッジを購入したりして、痴漢という犯罪の防止に役立ててみませんか?
入賞12作品
【一般社団法人 痴漢抑止協会】HP/Twitter/缶バッジをつけて身を守ろう〜Stop Chikan Badge(Facebook)
11月21日追記:応募要項違反が確認されたため、7番の画像を削除しました。
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