「アカチャンホンポ」を運営する赤ちゃん本舗は11月14日、2018年の「赤ちゃん命名・お名前ランキング」を発表しました。男の子は3年連続で「蓮(れん)」が1位に。女の子は2016年の首位だった「葵(あおい)」が首位に返り咲きました。
男の子の2位以降は、「大翔(ひろと)」「陽翔(はると)」「樹(いつき)」「湊(みなと)」(※読み方は一例)。注目は、2017年と比べて「翔」の字の人気が上がっていること。赤ちゃん本舗は「スケールの大きい男の子に、という願いと共に、今年メジャーリーグで活躍した大谷翔平さんの『翔』という漢字に注目が集まったとも考えられます」と分析しています。
漢字別にみると、「太」「大」「悠」といったおおらかなイメージを持つ漢字や、空・月・太陽からイメージすることができる「陽」「蒼」「晴」「輝」の漢字が変わらず人気。今年は「生」「湊」も人気といいます。
女の子の2位以降は、「結菜(ゆうな)」「陽葵(ひまり)」「咲良(さくら)」「芽依(めい)」。昨年1位だった「結衣(ゆい)」は6位にランクインしています。「菜」「花」「莉」「咲」「桜」「華」「葵」などの草花にまつわる漢字は引き続き多く使われており、中でも「葵」「桜」が順位を伸ばしています。男女ともに古風な名前の人気が浮上しているのだとか。
人気が急上昇した名前は、男の子では「律」(199位→21位)、「涼真」(199位→75位)、「大和」(224位→90位)。読みでは「そうた」が100位内で9種類の漢字が入っています。女の子は「美琴」(194位→50位)など。芸能人、ドラマの登場人物名、野球選手や棋士など活躍している人にあやかって……といった影響もあるかもしれませんね。
調査対象は、赤ちゃん本舗の会員情報のうち、生年月日が2018年1月1日〜10月31日の子どもの名前。調査件数は男の子4万2327件、女の子3万9393件となっています。
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