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あえての鉄旅 最新型「E353系スーパーあずさ」と日本三大車窓の絶景「姨捨駅」を巡る月刊乗り鉄話題(2018年11月版おかわり)(1/2 ページ)

東京から長野へ行くのにあえて松本経由で。だって、新幹線より運賃が安いし、「3時間も長く」鉄旅を楽しめるから♪

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 先日紹介した、しなの鉄道の「ろくもん」試乗会は長野駅に13時集合でした。長野には、東京から向かうならば北陸新幹線で一直線で行けます。

 しかし私はあえて中央本線、篠ノ井線経由にしました。なぜならば、最新型特急電車「E353系」を使ったスーパーあずさに乗りたかったから!! 皆さんも乗りたいでしょう、E353系スーパーあずさ。

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新しくなった「スーパーあずさ(E353系)」

 ちなみに北陸新幹線だと、東京駅11時24分発の「はくたか561号」に乗れば長野駅へ12時52分に着きます。対して今回は、中央本線で新宿駅8時ちょうどの「スーパーあずさ5号」で松本駅に10時38分着。篠ノ井線に乗り換えて、松本駅11時09分発、長野駅12時22分着です。

 新幹線ならば約1時間半、松本経由なら約4時間半。運賃と料金の合計は、新幹線が8200円。松本経由が6900円です。待望の新型電車に乗れて、新幹線より3時間も長く鉄旅を楽しめちゃう。しかも運賃は安い。素晴らしい。なお今回は、スーパーあずさ5号でネット限定の割引きっぷ「えきねっとトクだ値」を利用できたので、合計は5620円でした。さらに素晴らしい。

 というわけで、長野駅到着までの道のりと景色を写真で紹介していきます。

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新型電車「E353系」の先頭車同士の連結部分。「スーパーあずさ」は9両編成と3両編成を連結した12両編成。閑散期は3両編成を最初から外す、途中から3両を切り離す、という運用をする。共同通信の記事によると、3両編成は2019年から富士急行に直通する特急列車として使われるそうだ
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扉の横の行先表示はカラフルなLED
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英語表示。AZUSAの先頭のAがカッコいい
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座席背面。電源コンセントもある
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上を見上げる。荷棚の下側に3つのLEDが並んでいる。2018年11月現在は使われていないが、2019年春から全車指定席になるため、空席状況を表示するためのものだ
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こちらは普通車の座席。薄い背もたれと広めのシート間隔でゆったり快適
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下り列車に乗るなら進行方向左側の座席がオススメ
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初秋の山が色づき始めていた
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諏訪湖も見える。ほんの一瞬だが
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塩尻駅に停車。ぶどう棚が見える。塩尻は全国有数のぶどうの産地。収穫は9月ごろ
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松本駅に着いた!! 私が学生時代の4年間を過ごした街。駅前広場が大きくなって、変化にびっくり。そりゃあ30年も経てばね(笑)
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橋上の連絡通路、西側の大きなガラス窓から北アルプスを望める
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西口もきれいになったなあ
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松本駅の名物駅弁と言えば「山賊焼弁当」。山賊焼は松本平(松本盆地南部)の郷土料理。鶏肉好きの学生時代、ほぼ毎週、食べていました。アパートのそばにあったお気に入りの店はもうなかった(涙)

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