新たなディズニープリンセス“クララ”のドレスをお菓子やゴム手袋で表現! 映画「くるみ割り人形と秘密の王国」をテーマに美大生9人がアート制作(1/3 ページ)
おいしそうなお菓子のドレスから天然石を使ったドレスまで個性的な9着ができ上がりました!
映画「くるみ割り人形と秘密の王国」が11月30日に公開されることを記念し、美大生9人がお菓子やリトマス紙、ゴム手袋などを使用してディズニープリンセスのドレスを表現しました。どれもステキ……!
母を亡くした少女・クララが母からの贈り物の鍵を開けるために幻想的な世界に迷い込む冒険ファンタジー「くるみ割り人形と秘密の王国」はチャイコフスキー作曲のバレエ作品が原作。劇中登場するのは色とりどりの花と緑で覆われた“花の国”、キャンディーやマシュマロでできた“お菓子の国”、雪と氷がクリスタルのように輝く“雪の国”、そして謎多き“第4の国”などで、それぞれ個性的な世界観が広がっています。
そんな映画の世界を「意外な素材を使って表現してみよう」と集まったのは9人の美大生。フラワードレスアートで知られる葉菜桜花子(はなさくら はなこ)さん(@hanacotoba_jp)の元絵をベースに、マシュマロやキャンディーといったお菓子、コットン、羽といった個性的な材料でそれぞれの世界観を作り上げました。
フローライト(天然石)×CD
油絵を専攻するyu*kiさんが選んだのはフローライト(蛍石)の天然石。「女性って水晶やキラキラした石が好きですよね。フローライトを使用することでモチーフに少女性が与えられるのではないかと思っています」とオーロラシートで作った型の上にフローライトを重ねていきます。
フローライトだけでも透明感抜群のきれいなドレスに仕上がっていきますが、ここでyu*kiさんが手にとったのはCDを丸くパンチングしたという素材。これをあえてペンチで砕くことで光が屈折しやすくなり、キラメキがアップ。使っている素材は硬いのにふんわりと柔らかな印象を与えるドレスに仕上がりました。
マシュマロ×キャンディー
ふわふわしたマシュマロを手にキャンバスと対峙していたのは油絵専攻の吉田樹保さん。お菓子をテーマにパステルカラーのドレスを作るようです。
当初はドレスのフリル感をいかに表現するかに苦労していましたが、途中で円柱形のマシュマロを斜めにカットして積み重ねるテクニックを開発。一気に手が進みました。
その後はコットンキャンディーなどを組み合わせて柔らかい色味でまとめていき、ウェストに赤いリボンを結んだらドレスが完成。最後にキャンバスに砕いたキャンディーを散らすことで唯一無二の世界観を完成させました。
酸性×アルカリ性
リトマス紙を使ったユニークなドレスを考案したのは建築専攻のすみよしみずきさん。レモンドリンクなどを使ってリトマス紙を色鮮やかに染色していきます。
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