advertisement
芸術作品として作られた人工衛星「Orbital Reflector」が12月4日3時30分ごろ(日本時間)、米バンデンバーグ空軍基地からSpaceXのロケットで無事打ち上げられました。のちに直方体から剣のような形へ展開され、太陽光を反射して流星のような輝きを地上に見せるのだそうです。
コンセプトムービー
作者はアメリカ人アーティストのTrevor Paglenさん。作品は強化ポリエステルに似た軽量の素材で作られており、宇宙空間で風船のようにふくらんで、銀色の剣を形作ります。
その後は約575キロ上空の軌道を周回。明るさは北斗七星並と肉眼でも見えるレベルで、12月6日ごろから世界各地で観測できるようになるとのことです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 恐竜の折り紙=百億円 5歳児が自分の作品に値段を付けて販売するECサイトがほっこり&前衛的
「ごみばこ」の工作物は1870円。ECサイト「5歳児が値段を決める美術館」がいろいろとアーティスィックです。 - 近大、「宇宙マグロプロジェクト」始動 反射材を付けた生物に人工衛星からレーザーを照射し生態を調査
マグロに負担をかけずに、リアルタイムな生態調査を実現する試み。 - 「○○光年先の星」ってなんで分かるの? 天体までの距離を測定する「宇宙の距離はしご」
定規では測りようがない宇宙の調べ方。 - 衛星軌道上の独立国家「アスガルディア」構想が話題に 某アニメを連想し「コロニー落とし」とつぶやく人も
スペースオペラな妄想が止まらない。 - 本棚に“路地裏”が現れるアート作品「路地裏bookshelf」に称賛の声 「すごいステキ」「好きすぎる」
その場所の空気感を感じる「路地裏」の物語をアートに。 - 鮮やかな紅葉が美しい着物に……! 切り絵と風景を合わせたアート作品が情感あふれる秋の物語
4枚の写真の中で移り変わっていく秋の時間がたまらない……。 - ローポリCGっぽい見た目がかっこいい 100年かけて酸化させていくフル銅カウルバイク「サモトラシア」が美しい
100年後が楽しみ。