ホリエモンこと堀江貴文さんが設立した「ロケット業界のスーパーカブ」を目標に掲げる民間ロケット開発企業インターステラテクノロジズが、北海道を応援するキャラクター「雪ミク」とコラボしたクラウドファンディングを実施しています。
インターステラテクノロジズは高度100キロの宇宙空間に届く観測ロケット「MOMO」を開発している北海道を拠点とする企業で、これまでに1号機と2号機を作り上げ、打ち上げ実験を行ってきました。
1号機の打上げは2017年7月に実施されましたが、打上げから66秒後に通信ができなくなりエンジンが緊急停止して失敗。改良を施した2号機を2018年6月に打上げましたが、打上げ後4秒でエンジンが推進力を失ってしまい、落下炎上するという結果になりました。
12月1日からスタートしたクラウドファンディングは、改良や検証実験を経て新造される「MOMO3号機」の開発・打ち上げに向けた支援を募集しており、今回は人気キャラクター「雪ミク」とコラボした限定グッズを用意。支援者にリターンとして贈られることになりました。
「雪ミク」は北海道に拠点を構えるクリプトン・フューチャー・メディアが手がけている人気キャラクター「初音ミク」の四季をテーマにした派生キャラとして誕生。「北海道を応援するキャラクター」として、「さっぽろ雪まつり」などのイベントにも積極的に参加しています。
このプロジェクトの始動にあわせて、かつてJAXAの金星探査機「あかつき」に掲載する初音ミクイラスト企画で最優秀賞を受賞したイラストレーター、こころりPさんによる「MOMO3号機を応援する雪ミク」キービジュアルが公開。初音ミク公式ブログなどで応援マンガも公開されています。
クラウドファンディングの支援は5000円から3万9000円まで、全8コースが設定されており、それぞれにステッカーやクリアファイル、メモパッドなど、こころりPさんによるイラストを使った限定グッズがリターン(返礼品)として用意されています。
「MOMO」3号機の打ち上げに向けたクラウドファンディングは2019年1月1日0時まで行われ、リターンは2019年3月ごろに届けられる予定です。
(だい)
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