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アウディは12月4日、スポーツカー「TT」のマイナーチェンジ版を欧州で受注開始しました。同時にTT発売20周年を記念した特別仕様車「TT 20 years」も999台限定で用意します。
TTはA3と共通のプラットフォームを採用した小型スポーツカーで、1998年から販売されています。初代モデルは1995年に発表したデザインスタディモデルをほぼそのままに量産化した曲線基調のフォルムで衝撃をもって迎えられ、各社のデザインに大きな影響を与えました。
2006年発売の2代目では、アルミ素材を多用した「ASF(アウディ・スペース・フレームテクノロジー)」を導入し、大幅な軽量化と剛性アップを実現。現行モデルは2015年発売の3代目です。
今回のマイナーチェンジでは、アウディ車共通のアイコンである「シングルフレームグリル」とバンパーのデザインを変更しているほか、標準装備の充実が図られており、「アウディ・バーチャル・コクピット」などの機能強化も施されています。
そして、目玉となるのが発売20周年を記念した「TT 20 years」です。オープンカーの「TT ロードスター」をベースに、内外装にアレンジが加えられており、特にインテリアは1995年の「東京モーターショー」で披露された初期コンセプトモデルをイメージしつつ現代的に解釈したものとなっています。
マイナーチェンジ版TTは2019年第1四半期に納車が開始される予定。日本での展開については未定となっています。
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