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立川シネマシティ、「次世代映画ファン育成計画」始動 シニア層の負担分で24歳以下の会費を安く
シニア層は実質値上げとなりますが、その分を若い映画ファンに還元する「意味のある値上げ」としています。
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東京都立川市の映画館・シネマシティが、「次世代映画ファン育成計画」を2019年4月1日から始めます。シニア層向けの割引サービスを変更して実質値上げする代わりに、24歳以下の会費を6カ月100円に。ベテラン映画ファンの負担分を、若い映画ファンへ還元する施策です。
シネマシティでは、シネマシティズンという会員制度を実施しています。現在の会費は一律で、6カ月600円、1年で1000円。会員は平日1000円、土日祝日は1300円で映画を見られるほか、早めに予約を取れたりフードを割引で買えたりといった特典が受けられます。
新施策による制度変更後は、24歳以下は会費をほぼ負担せず特典を利用できるように。その代わりに夫婦50割(※)は廃止され、シニア割引の対象年齢は「60歳以上」から「70歳以上」へ引き上げられます。
※夫婦どちらかが50歳以上であれば、2人合わせて2200円で入場できる
シネマシティは「ベテラン映画ファンのかたにとって、これは『値上げ』です。ただし、意味のある『値上げ』です」とコメント。「値上げ分は学生あるいは社会に出たての若い映画ファンに還元する」としています。ネットでは「映画業界全体を考えての施策」と理解する声が目立つ一方で、「年金をはじめ、シニアサポートの適用年齢が逃げ水のように去っていく」と、なげく声もあがっています。
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一緒に映画を見るって、当たり前のようでなんだか特別。