この「顔」……怖ぇっすよ…… 日産「インフィニティブランド」の新コンセプトSUVをチラ見せ(1/2 ページ)
EV時代の高級SUVか。1月の「デトロイトモーターショー2019」で発表。
日産自動車は、海外試乗向け高級車ブランド「インフィニティ」の新コンセプトカーを、2019年1月にアメリカで開催される「デトロイトモーターショー2019」で発表すると告知しました。
インフィニティは2021年以降、100%電動自動車、またはエンジンは発電に使い、動力はあくまで電動モーターとする「e-POWER」のようなシリーズハイブリッド車をラインアップの中心とする計画を掲げています。世界的に人気のあるカテゴリーであるクロスオーバーSUV(スポーツタイプ多目的車)においても、こういったパワートレインを採用する車種の拡充が見込まれます。
インフィニティブランド初のクロスオーバーEVとなる今回発表予定のコンセプトカーでは、設計自由度の高いEVならではの車内空間を生かしながら、和の要素なども取り入れたインフィニティの新たなデザインや利用シーンの方向性を示すとしています。
インフィニティはこれまでにも、オープンタイプのEVスポーツカー「プロトタイプ9」や「プロトタイプ10」(関連記事)、ダウンサイジングターボエンジン+電動モーターの組み合わせなどさまざまなパワートレインを考慮した設計の次世代中型セダン「Qインスピレーションコンセプト」(関連記事)など、本格的な電動化に向けたコンセプトカーを発表しています。
今回チラ見せ公開した写真からは、鋭い形状のヘッドライト、ガァァァと大きく口を開けたようなフロントマスクを光のラインとして表現した“ちょっと厳つそうな”お顔、そして低めのルーフとにゅるっと滑らかなサイドラインの造形から、欧州車でもラインアップが増えているSVUクーペのようなデザインを何となく連想できます。
ちなみに日産ブランドとして、「はがねの剣」をモチーフにしたというヘッドランプが特徴の次世代SUVコンセプトカー「Xmotion」(関連記事)も2018年1月に公開していますが、こちらとは意匠が少し異なります。今回のSUVコンセプトはどんなカタチや特徴で驚かせてくれるのか、発表が楽しみですね。
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