大阪名物「豚まん」でおなじみの「551蓬莱(ごーごーいち ほうらい)」。その店名に含まれる“551”とは何なのかを調べてみました。
「551のほ〜うらい!」のCMで親しまれている「551蓬莱」。たっぷりの玉ねぎと豚肉を使った豚まん(肉まん)や季節限定味も人気のアイスキャンデーなど、関西を中心にファンが多いお店です。そんな「551蓬莱」ですが、ネットでは定期的に「551蓬莱の551ってなに?」「551の意味は何ですか」と社名について疑問が持ち上がっています。
「551」は何を指している?
公式サイトの説明によると、「551」には「味もサービスも“ここ”が“いちばん”を目指そう」という意味が込められているとのこと。
昭和20年(1945年)、大阪・難波で産声を上げた「蓬莱」はその後、発展のために「蓬莱本館」「蓬莱別館」「蓬莱」とそれぞれ独立して事業を続けることになりました。その際「蓬莱」の創業者・羅邦強さんは「自分の店をもっとお客様に親しみやすく、覚えていただきやすくするために何か良いアイデアがないか」と考えていたものの、いい案は思い浮かばなかったとのこと。
そんなある日、羅邦強さんが外国産の「555(スリーファイブ)」という銘柄のタバコを吸っていたときに、「数字なら覚えやすいし、万国共通」と気付いたことに加え、当時「蓬莱」本店の電話番号が64-551だったこともあり、「551蓬莱」という名前が生み出されたそうです。
紙袋に書かれた英文メッセージ
また「551蓬莱」といえば、商品購入時に渡される赤と白の紙袋もトレードマークのひとつですが、「551 HORAI」というロゴの下に英語でメッセージが書かれていることを知っているでしょうか。
そこには「食文化を考え、半世紀にわたり味の徹底追及を続けた結果、HORAIの食品は現在の形になりました。自信と実績の裏付けされた食品群は子どもから大人まで幅広い人気とご愛顧をいただいております。これからもHORAIの姿勢は変わらず、お客様本位に、時代に合った改良、改善をしていくつもりです。HORAI FOODSの豚まん、焼売、焼餃子、アイスキャンデーを今後ともよろしくお願いします」と書かれているとのこと。機会があれば紙袋にも注目してみると楽しそうです。
(Kikka)
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これはやったことない作り方だった。