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「Mad Box(仮)」という、新たな家庭用据え置きゲーム機の計画が明かされました。開発元はレースゲーム「Project CARS」シリーズで知られるイギリスの開発会社、Slightly Mad Studios。創設者にしてCEOのイアン・ベル氏が、2019年初に突如Twitterアカウントを開設し、ゲーミングPCに匹敵する高性能機の構想やデザイン案を披露しています。
ベル氏は初のツイートで「The Mad Box is coming」と宣言すると、続いてそれが4K出力や高フレームレートでのVR体験を可能とする「最強のゲーム機」であると豪語。「性能は2年後の高性能PCと同等」「主要VRヘッドセットにほぼ対応」「およそ3年以内に出荷」と、米エンターテインメント業界誌「Variety」の取材に答えています。
他社ハードとのクロスプラットフォームが実現しやすいよう、ソフト開発用のエンジンは無料で提供するとのこと。現時点では、独占タイトルを獲得するために、サードパーティーを囲い込む予定はないとしています。「遅くとも2022年に発売される、2021年時の高性能PC並のゲーム機」の性能や価格がどの程度になるのかは予測しかねますが、業界への大きな刺激となると思うと楽しみです。
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