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若者の車離れは本当か? 平成最後の「新成人」に意識調査、経済的な余裕がないと回答60%以上

新成人の自動車に対する意識調査の結果が発表されました。

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 新成人は自動車に興味があるのか? 今年の新成人1000人(男性、女性500人ずつ)に対し、ソニー損保が実施した「2019年 新成人のカーライフ意識調査」が発表されました。

新成人のカーライフ意識調査
「車に対する意識」(=ソニー損保調べ)

 同社が実施したアンケートによれば「車に興味がある」という質問に「あてはまる」は48.5%、「あてはまらない」が28.0%となりました。

 また「若者の車離れ」が自分に「あてはまる」と感じる新成人が33.6%、「あてはまらない」が35.3%になり、昨年の調査結果と比較すると「あてはまる」の割合は、2018年が37.3%、2019年が33.6%と、3.7ポイント減少しました。

新成人のカーライフ意識調査
「若者の車離れ」とは自分自身のことだと思う人の割合(=ソニー損保調べ)

 「車に乗る必要性を感じない」という質問では、「あてはまる」が26.8%、「あてはまらない」が54.9%となりました。居住地別にみると、「あてはまる」の割合は、都市部では34.4%、地方では24.6%と、都市部のほうが9.8ポイント高くなりました。

新成人のカーライフ意識調査
車に乗る必要性を感じない人の割合(=ソニー損保調べ)

 「車を所有する経済的な余裕がない」という質問には、あてはまるが61.8%、あてはまらないが12.7%となっています。

 「“20代ドライバー増加”のきっかけになると思うこと」を聞いたところ最も多い回答が、「車の価格がもっと安くなる」(60.3%)で、続いて「ガソリン・燃料が安くなる」(57.8%)、「自動車保険料が安くなる」(50.0%)という結果となりました。

新成人のカーライフ意識調査
“20代ドライバー増加”のきっかけになると思うこと(=ソニー損保調べ)

新成人のカーライフ意識調査
カーライフ関連で期待していること(=ソニー損保調べ)

 「カーライフ関連で期待していること」も同様に自動車の価格やガソリン・燃料が安くなることを期待する声が多く見られます。自動車に興味はあるが、自動車の価格や維持費が高いと感じている人が多いようです。

 調査は2018年11月16日〜11月20日にインターネット上で実施されました。

(カナブンさん)

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