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推定2000万円以上!? “バイク界のロールス・ロイス”ブラフ・シューペリア「SS100」激レアすぎる1926年モデルが海外オークションに出品
『キノの旅』のエルメスのモデル、といえばピンと来る人もいるかも。
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かつて“バイク界のロールス・ロイス”とまで呼ばれたイギリスの名門オートバイメーカーによる歴史的名車「ブラフ・シューペリア SS100」が、1世紀近くの時を経てボナムズ・オークションに出品されました。
ブラフ・シューペリアは、1940年頃までオートバイを製造していたイギリスの名門メーカー。性能の高さや品質、オーナーの要望に合わせたオーダーメイドに近い生産方式を採っていたことなどから、「バイク界のロールス・ロイス」とまで呼ばれたメーカーです。その代表車種の1つが、1924年から1940年まで生産された「SS100」。1000ccのV型2気筒エンジンを搭載し、最高速度130マイル(210km/h)などのいくつもの世界記録を1920年代に打ち立てました。2013年には同名の企業が設立され、SS100の復刻版を2016年に発売しています。
バイク史に残る名車であると同時に、『キノの旅』に登場する主人公の愛車「エルメス」のモデルにもなるなど、いくつかの創作作品にも登場しています。今回の出品車両は1926年製の初期型。「Alpine Grand Sport」というツーリング仕様です。落札予想価格は日本円にして2000〜2600万円ですが、これでもSS100としては安い方かもしれません。2010年にH&Hオークションに出品された1929年製のSS100には、なんと28万6000ポンド(約4100万円)の値が付けられました。
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