SUBARU(スバル)は、2019年2月7日(現地時間)から米国で開催される「2019シカゴオートショー」において、新型「レガシィ」を初公開すると予告しました。
「レガシィ」は1989年に登場。5代目まで存在していたツーリングワゴン型は1990年代の日本における「ステーションワゴンブーム」の火付け役として知られ、一時代を築きました。6代目となる現行モデルはセダンの「B4」とクロスオーバーSUVの「アウトバック」という2つのボディータイプで展開しています。
シカゴでの7代目レガシィの発表に向けて、同社は2枚のティーザー画像をチラ見せ公開しました。
外観の写真はセダンのフロントマスクの一部と側面デザインの隆々しさが、インテリアの写真ではセンターパネルへ新たに採用する縦長の大型ディスプレイが目立ちます。エアコンなどの装備操作系とともに、スマートデバイスと連携して電話、音楽や動画、ナビゲーション、車両診断などのコネクテッド機能などをスマートに使えるようにするものと思われます。2018年発売のレガシィ アウトバックなどに採用例があることから、Aundroid AutoやApple CarPlayにも対応しそうです。
新型レガシィにおいては、「水平対向6気筒エンジン」の去就にも注目が集まっています。7代目レガシィの登場とともになくなってしまうという話です。
このエンジンは、レガシィ登場以前のフラッグシップモデルであった「アルシオーネSVX」や、その前身の「アルシオーネ」の流れをくむ、スバルのフラッグシップ車の象徴といえたもの。もっとも日本では現行の6代目モデルでダウンサイジングされた水平対向4気筒エンジン(FB25)のみとなり、6気筒の設定は既にありませんが、海外モデルではこの6気筒の「EZ36型」が継続して設定されています。本当になくなってしまうのでしょうか……。
新型の発表は2018年2月8日0時(日本時間)です。
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