イケア・ジャパンは2月7日、2019年春夏の新カタログとコレクションに関するプレス発表会を行いました。新カタログの大きなテーマになっているのは「新生活」。会場には、日本での新生活をテーマにした2つのルームセットが用意されていました。
新カタログでは、さまざまな生活環境やストーリーに合った5つの家を紹介しています。カタログはイケアの「家での暮らしに関する調査」に基づいて作られており、グローバルのカタログチームが日本に訪れ調査・研究も行ったとのこと。「今まで以上に日本の市場にあった内容」といいます。イケアが提案する「日本に合った暮らし」とは、どのようなものでしょうか。
賃貸1Kで暮らす都会の男女
会場のルームセット1つ目は、一人暮らしをしている27歳女性の部屋。1K賃貸(25平米)のリビングエリア7畳(12平米)の暮らしをイメージしています。彼女にはこんなストーリーが。
「東京の会社に転職したばかりで、初めての一人暮らし。帰宅は午後8時、夕食や片付け、入浴を済ませて24時には眠る毎日で、リラックスする時間が持てないでいる。平日の睡眠時間は6時間なので、週末は外出しないで家でゆっくりしたい。(1Kの部屋なので)1部屋を多目的に使っているけれど、リラックスして心を体を癒やす空間も必要」
1K一人暮らしだと、リビング部分で「食事」「睡眠」「リラックス」「遊び」「仕事(勉強)」「生活(服や小物の収納)」などを行う必要があります。結果、かなり雑然としてしまいがち……。
そんな生活に対し、イケアは3つのポイントを提案しています。(1)スペースを最大限に利用、(2)収納や家事がしやすい機能的な家具を選んで時間を有効活用、(3)スマート照明などを活用して照明の色と明るさを調整してリラックスする。
展示された部屋は、大きく分けて、衣類などの収納スペース、日用品とデスクがまとまったコーナー、ベッドスペースに分かれていました。一番目を引いたのは、部屋の奥にある収納スペースです。モジュール式のワードローブとハンガーレールを組み合わせて、効率よく収納ができそう。ワードローブの中にさらにボックスなどを入れて整理整頓もできます。
左壁面には、モジュール式の棚+デスク。便利そうなのが「ロースコグ」のワゴン(4999円)です。オープン収納なのでよく使うものを取り出しやすく、キャスター付きなので掃除や移動も楽です。
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