日産自動車のコンパクトカー「マーチ」をGT-R誕生50周年を記念して作られた「Nissan GT-R50 by Italdesign」っぽく改造したカスタムカー「Itachi」が注目を集めています。
GT-R50は、日産自動車が世界に誇るスーパーカーブランド「GT-R」の誕生50周年を記念して、同じく50周年を迎えたイタリアのデザイン企業「イタルデザイン」とコラボした作られた限定モデル。2018年末には市販モデルを約1億2700万円で販売することが発表され、世界中のGT-Rファンから大きな注目を集めました。
そんな特別な「R」であるGT-R50のデザインをマーチ(K-13)で再現したというカスタムカー「Itachi」を作り上げたのは、日産京都自動車大学校で昨年度に新設されたばかりのカスタマイズ科の生徒たち。同校の公式Twitterで紹介されています。
イタルデザインが手がけた独特なフロントデザインを、マーチという小型車のサイズに合わせて再現しており、2018年7月に英国で開催されたモーターイベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」にて披露されたワンオフモデルのプロトタイプを彷彿(ほうふつ)とさせます。
漆黒のボディにアクセントになるサイドミラーのゴールドのほか、内装までもGT-R50をしっかりと意識した仕上がりとなっています。生徒たちの自由な発想から生まれたチャレンジですが、ここまでしっかりと取り組んだカスタムカーであれば、この経験はとても意義のあるものでしょう。
完成したItachiは2019年2月9日から11日まで、インテックス大阪で開催されるモーターイベント「大阪オートメッセ」で展示される予定。イベントの入場料は2700円(税込)となっています。
画像提供:日産京都自動車大学校
記事初出時にマーチを軽自動車としていましたが正しくはコンパクトカーでした。お詫びして訂正いたします。
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