クレープ屋さんにやってくる“クセのあるお客さん”を描いた、1コマ漫画のようなイラストがほっこりと笑わせてくれます。
例えば、突然「おれクレープできるまで心臓止める〜」と言い出して、「んっ」と口を閉じる小さい男の子。それを聞いた店員さんの「息を止めているだけである」という心の中でのツッコミも合わせてクスッときますが、また別の親子のお客さんが来たときには「お母さん!限定メニューだって!」という女の子に対し、「限定だからおいしいとは限らない」と冷静に返すお母さんの姿が。まったくその通りだと頷きつつ、クレープを前にしたテンションの差になんだか笑ってしまいます。
作者は、クレープ屋さんで働いているクリエイター・ただまひろ(@mappy_pipipi)さん。味のあるイラストもさることながら、上記のようにそれぞれのひと言コメントも絶妙で、「うちの近くのクレープ屋は行くとサービスしてくれるのに、ここはしてくれないのね」と言うおばさんには、「全国区の顔パスをお持ちで?」と納得のひと言。また「(ドリンクの)ストローの色選ばせてもらいな」と母親が娘に促したため、女の子に好きな色を聞いたところ「吸えればなんでもいいです」と返されたときに、「で、ですよね〜!」と心で思うワンシーンも描かれています。お客さん、みんな個性豊かだ……!
そんないろんなお客さんたちをまとめた漫画は『クレープ屋で働く私のどうでもいい話』シリーズとして以前から投稿されており、2019年1月のエピソードはTwitterで前半と後半に分けて公開。公式サイト「ただまひろのマンガ」でも過去の漫画を含めて読むことができ、同じタイトルで書籍化(※現在2巻まで)もされるなど人気を集めています。
コメントでは「ほのぼのした」「人間っておもしろい」と笑顔になった人の声が寄せられ、また好きなエピソードとして、やたらとことわざを使う少年の話や、走り回る息子に「ねぇママ迷子になっちゃうから走らないでー」と言うお母さんの話が挙げられ、後者には「子供の扱い上手い」という声が上がるなどの反響も呼んでいます。
「クレープ屋で働く私のどうでもいい話1月まとめ2019」(前半)
画像提供:ただまひろ(@mappy_pipipi)さん
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