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結婚披露宴にやってきた花嫁の父親がロボットだった――漫画『花嫁の父』が「号泣しました」「大好きです」と好評を博しています。作者は漫画家の業田良家さんで、担当編集のねもと(@nemonemu)さんがTwitterに投稿して注目を集めました(※2ページ目に漫画本編、3ページ目に担当編集の裏話を掲載しています)。
今日はサクラコとケンゴの結婚披露宴。幸せそうな新婚カップルに友人の楽しい出し物と、披露宴でよく見る場面が繰り広げられ、盛り上がっています。普通の披露宴と少し違うのは、新婦の親族席に座っているのがロボットだということ。
サクラコが赤ん坊のころ、交通事故で母親は亡くなり、重傷を負った父親は脳の情報をロボットに移し替えることに。それから懸命にサクラコを育ててきた父親。娘の晴れ姿を前に、これまでの思い出を振り返ります。
そして披露宴のクライマックスで、新婦が父親への手紙を読み上げます。ロボットの父親をバカにする人もいたけど、父を誇りに思ってきた……手紙の内容に涙する招待客たち。しかし感動の場面で、父親のバッテリーから火が出てしまいます。披露宴を台無しにしたことをケンゴの両親にわびるサクラコ。しかも結婚をなかったことにしてほしいとまで言い出します。そして彼女の口から語られるロボットの父の“真実”……それを聞いたケンゴの父が下した結論には目頭が熱くなります。
『花嫁の父』はロボットやAIを題材にした業田良家さんの短編集『機械仕掛けの愛』の4巻に収録されているお話。小学館の漫画サイト「コミスン」でも公開されています。
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