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「父が亡くなった時代よりも……」 父親を白血病で亡くした中川翔子、骨髄バンクのドナー登録を呼び掛け

正しい知識を学ぶことも大事。

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 競泳の池江璃花子選手が白血病を公表したことを受けて、タレントの中川翔子さんが骨髄バンクのドナー登録をTwitterで呼び掛け。ロックバンド「flumpool」のボーカル・山村隆太さんもドナー登録を済ませたことを明かすなど、支援の動きが広がっています。


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父の中川勝彦さんは白血病により32歳で急逝(画像は中川翔子Instagramから)

 池江選手は12日、「検査を受けた結果、『白血病』という診断が出ました」とSNSを通して公表(関連記事)。9歳のとき、当時32歳だった父親で歌手、俳優の中川勝彦さんを急性白血病で亡くしている中川さんは、「わたしの父が亡くなった頃の時代よりも白血病は治療の方法や選択肢は増えていると思いたい」と切実な思いをつづり、「骨髄バンクのドナー登録は献血ルームで採血することで可能です。シンプルです」「だれかの未来の治療選択肢、可能性の道につながるので、一人でも多くのドナー登録を願っています」と骨髄バンクのドナー登録を呼び掛けました。中川さんはこれまでにも日本骨髄バンクのCMに出演するなどしています。

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中川勝彦さんのレコードと2ショット(画像は中川翔子オフィシャルブログから)

 同投稿は、1万9000リツイート、4万いいねを超える大きな広がりを見せており、「献血ルームよく行くけど知らなかった。登録します」「ドナー登録もしてみます。情報ありがとうございます!」「献血ルームで出来るのね 今週末早速行く!」など多くのユーザーの心を動かした様子。一方で、骨髄提供が決まると数日間は拘束されることなど正しい情報が周知されていないことによって、現場では適合者が見つかったにもかかわらずキャンセルされるという悲劇も生まれており、リプライ欄では正しい知識を得た上でのドナー登録するように訴えるユーザーも散見されました。


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白血病を公表した池江選手(画像は池江瑠璃子Instagramから)

 また、27年間に渡って骨髄バンクの支援活動を行っている女優の東ちづるさんは、「患者さん、活動仲間と最新の情報共有していますので、色々お力になれたらと思っています」と池江選手を支援する意向を表明。すでに池江選手の関係者と連絡がついたそうで、「ご本人のお気持ち、状況、ご家族や事務所の皆さまを優先しながら、私共活動者が必要であれば静かに動いてまいります」とコメントしています。


 さらに、池江選手と交友があるというロックバンド「flumpool」のボーカル・山村隆太さんは、「いまの僕にできることを」と2月13日にドナー登録を済ませたことをTwitterで報告。「三、四日の入院や全身麻酔、ドナーになるリスク。家族や周囲の同意、サポートが必要ということに僕は無知でした」と自身を含めて正しい知識を学ぶ重要性を説いた上で、「正しい情報を知った上で、ドナー登録をされる方が一人でも増えることを願っています」とドナー登録を呼びかけました。


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山村さんは機能性発声障害の治療を終え、1月に活動再開したばかり(画像は「flumpool」Instagramから)


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