ニュース
「ズボンという認識だった」 自衛隊の「ストライクウィッチーズ」コラボポスターに“不適切”と批判 → 掲載取り下げ
「下着が見えているような描写」が問題になっていました。
advertisement
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
自衛隊滋賀地方協力本部が掲出していた自衛官募集ポスターに、一部で“不適切”との批判があがっています。同ポスターはこれまで滋賀県内の6カ所と、公式サイトのトップページに掲載されていましたが、自衛隊滋賀地方協力本部に取材したところ、現在はいずれも撤去・削除済みとのことでした。
アニメ「ストライクウィッチーズ」とのコラボしたポスターで、2018年11月から滋賀県内の自衛隊地域事務所などに掲出していたもの。ポスターでは既存のイラストを使用していましたが、下着が見えているような描写があることから「不適切ではないか」との批判があがっていたといいます。広報担当者によれば、「キャラクター着用しているのはズボンであると聞いており、(下着ではなく)ズボンという認識だった」とのこと。
「ストライクウィッチーズ」は島田フミカネさんとProjekt Kagonish原作によるメディアミックス作品。魔力を持つ少女(ウィッチ)たちが侵略者と戦うストーリーで、一見すると下着が見えているようなキャラクターデザイン(実際は“下着のように見えるズボン”という設定)が当時大きな話題になりました。公式でもたびたびネタにされており、特にプレゼントキャンペーンの名称として使用された「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」はネットスラングとしても有名です。
「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」キャンペーン第2弾
撤去の理由について広報担当者に聞いたところ、「不適切な表現内容が含まれているという批判があり、自衛官募集のポスターにそのような批判が向けられるのは本意ではなく、当該ポスターの撤去を決めました」とのこと。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 防犯ポスターに「短いスカートが性犯罪を誘発」 批判受け菅公学生服が謝罪
「性犯罪の被害者に責任を負わせている」と批判が集まっていました。 - 【追記】「あの人、逮捕されたらしいよ」愛知県警察・痴漢撲滅ポスターに批判集中し撤去 県警「犯罪を思いとどまってほしいという趣旨」
愛知県警に取材しました。※追記あり - 電車で女性が化粧をするのは「みっともない」? 東急電鉄のマナー広告が物議を醸す
「迷惑」ならまだ分かるとしつつも、「みっともない」という主観的な表現が使われていることに対し、意見が割れています。 - 胸元を強調したポスターが不適切 美濃加茂市によるアニメ「のうりん」のコラボに批判の声
キャラクターのキービジュアルを使用。セクシーな格好をしており、人目に触れるポスターには不適切だとする反応が現れています。 - 三重県志摩市の萌えキャラに「海女を侮辱」と反対署名 市は今後もPR活動に使用する予定
海女の萌えキャラ「碧志摩メグ」に反対する署名が来週提出される見込み。好意的な声も多く、市は公認撤回などの対応を行わない予定です。