SNSで話題沸騰のお菓子「#平成最後のグミ」はなぜ生まれた? メーカー取材で分かったシンプルすぎるパッケージの理由
パッケージだけじゃなく中身のグミもちゃんとおいしい。
ファミリーマートで先行発売されているお菓子、「#平成最後のグミ」がSNSをにぎわせています。ユニークなパッケージで人気を集める商品はいかにして生まれたのか、メーカーを取材しました。
「新しい元号は『平成』であります」と、小渕恵三官房長官(当時)が掲げた色紙をイメージしたパッケージが印象的な「平成最後のグミ」は、ピーチ味、オレンジ味、ソーダ味という3種類のグミがミックスされた商品。
グミ本体には「#」「平」「成」「最」「後」の文字がそれぞれ刻印されており、SNSではハッシュタグ「#平成最後のグミ」を付けて商品の写真を投稿するユーザーがじわじわと増え始め、「ファミマで買ったけど実際凄い美味しかった」「時流に乗った潔いデザイン」と好評を博しているほか、商品が売り切れている店舗も出ています。
ねとらぼ編集部では、この商品を開発したメーカー「クリート」を取材。商品誕生のいきさつについてお話を聞きました。
平成最後のグミ、誕生のきっかけ
――平成最後のグミを開発し始めたのはいつごろからでしょうか。
クリート:着手したのは2018年の秋ごろからです。Instagramで「平成最後の夏」というハッシュタグを見て思い付き、ファミリーマートさんと共に企画させていただきました。
――商品開発時にはどんな点についてこだわりましたか。
クリート:パッケージに「グミ」など、何か情報を足した方がいいのではないかという意見と、シンプルなまま行こうという意見に分かれましたが、最終的には「これでいこう」とシンプルなデザインが採用になりました。
――「平成」という潔いパッケージが話題になっていますが、別のデザインのパッケージも存在するのでしょうか。
クリート:2019年2月末からInstagram風パッケージも発売しており、こちらも問い合わせや反響があったため、3月、4月も引き続き販売予定です。
なお、「平成」と書かれたパッケージのバージョンについては、既に製造が終了しているため、手に入れられるのは現在流通している在庫限り。ほしい方は早めに探した方がよさそうです。
おまけ
(Kikka)
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