サントリーが公開した、ビールをきれいに注げる「新神泡サーバー」のPR動画が、ネットで流行したネタだらけでカオスです。始まるやいなや、年輩の4人組が「徒歩で来た」と、「チャリで来た」のパロディを決めてくれます。
「新発売の革命的デバイスに長蛇の列」といった、ニュース番組の体裁で動画は進行。スティーブ・ジョブズならぬ「スティーブン・ジョーンズ」(レイザーラモンRG)による新神泡サーバーのプレゼン映像をはさみつつ、並ぶ人への街頭インタビューが展開されます。
行列にいたのは、「(新神泡サーバーは)おいしく飲むために必須だよね。つまり、自己防衛」と語る男性。以前、実際にテレビの街頭インタビューで強烈なインパクトを残した「自己防衛おじさん」にそっくりだと思ったら、まさかのご本人出演に驚かされました。
その後も、「お前は何を言っているんだ」とすごむ“格闘家風の男”や、「20〜30代もしくは40〜50代、あるいは60〜70代に人気なデバイス」と、“対象を全然絞り込めていないように見える専門家”など、どこかで見たような人物が続々登場。やっとレポーターがまとめに入りかけたと思ったら、右下に「神泡」スタンプが表示され、「神泡と出てしまいました。失礼しました」と謝罪が始まってしまいました。油断もスキもないな。
なお、新神泡サーバーは単体販売されるわけでなく、3月19日より「ザ・プレミアム・モルツ」と「<香る>エール」の「新型電動式神泡サーバー付き商品」として登場。12缶入りと24缶入りがあり、後者には「こだわりグラス」も同梱されます。
「販売解禁を伝えるニュース」を装った第2弾動画も公開中。「重大発表に大はしゃぎする4人の外国人」や、「半端ないって」と泣く人など、やはり「ネットで有名な誰か」を絶妙に再現しています。
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こうした理不尽な事象が“あるある”にならない社会を目指すのが動画の主旨です。