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2013年7月に山口県周南市で発生した「山口連続殺人放火事件」の裏側に迫るルポ『つけびの村』が晶文社より書籍化されることが発表されました。著者は傍聴人でフリーライターの高橋ユキ(@tk84yuki)さん。
2013年7月21日に発生した「山口連続殺人放火事件」は、8世帯12人が暮らし、住人の半数以上が高齢者という限界集落において、5人が殺害、2軒が放火されたという凄惨な事件です。現場には、犯人が書いたとされる「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者 かつを」という川柳の張り紙がなされていたことや、事件の特殊性から「平成の八墓村」とも呼ばれています。
そんな事件について、傍聴人でフリーライターの高橋ユキさんが2017年に取材したものが本書の元となった「ルポ『つけびの村』 〜山口連続放火殺人事件の因縁を追う〜」。2017年に現地取材を行った後、2018年7月23日から6回に分けてnoteで公開され、大きな反響を呼んでいます。
書籍化にあたってはいろいろな出版社から話が来たとのことですが、初めに打診をした晶文社からの出版を決定したとのこと。高橋さんは2019年8月の刊行を目指して、近々追加取材をすることや既に公開されている原稿をブラッシュアップする予定と明かしています。
(Kikka)
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