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ぬいぐるみみたいな愛らしさ 伊豆シャボテン動物公園でミナミコアリクイの赤ちゃんが誕生

大きく育ってね。

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 伊豆シャボテン動物公園(静岡県伊東市)で3月5日にミナミコアリクイの赤ちゃんが誕生、すくすくと成長しています。


伊豆シャボテン動物公園 ミナミコアリクイ 伊豆シャボテン動物公園 ミナミコアリクイの赤ちゃん「コン」

 赤ちゃんは父「ドン」(サンシャイン水族館生まれ、8歳)と母「ココア」(伊豆アニマルキングダム生まれ、7歳)の間に産まれたオス。両親の名前にちなみ「コン」と名付けられました。

 ココアは3度目の出産ですが、育児放棄してしまったために飼育員さんがコンを保護。親代わりとなり、保育器に入れて人工哺育を開始したそうです。


伊豆シャボテン動物公園 ミナミコアリクイ 保育器の中で眠る「コン」
伊豆シャボテン動物公園 ミナミコアリクイ するどい爪が見えています

 保護されたときのコンは体重が296グラムほどでしたが、1日7回(約3時間置き)の授乳を行い、現在は500グラムを超えているとのこと。授乳の回数も6回で大丈夫になりました。


伊豆シャボテン動物公園 ミナミコアリクイ 最近の様子(3月21日撮影)

 コンは、ほぼ毎日、温室内にあるミナミコアリクイの展示場で両親と顔合わせをしているとのこと。自然界では子離れをするまで母親がおんぶをして育てるため、顔合わせのときは母親の背中に乗せることもあるそうです。

 現在は人工哺育で育っているコンですが、離乳期がある程度終わる3〜4カ月をめどに両親のもとへ戻れるように訓練を続けていきたいとのことです。


伊豆シャボテン動物公園 ミナミコアリクイ 背中に乗るコン

 同園はコンの動画も公開。動こうとして転がってしまったり、飼育員さんの手にしがみついたり、かわいらしい様子を見ることができます。


一生懸命動く様子を見ることができます

伊豆シャボテン動物公園 ミナミコアリクイ ぬいぐるみみたいな愛らしさです

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