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支払いのキャッシュレス派は現金派に比べてお金がたまる?──こんな調査結果をJCBが発表しています。2018年に増やせた貯蓄の平均額は現金派が34.2万円だったのに対し、キャッシュレス派は83.2万円と、2.4倍増やせていたということです。
全国の20〜69歳1000人に聞いた結果をまとめたものです。それによると、2018年の1年間で増やせた貯蓄額のトップは「0円」で、39.8%。1年間で貯金を全く増やせなかった人が4割いたという結果でした。次いで「1万円〜50万円未満」(28.6%)、「50万円〜100万円未満」(12.7%)、「100万円以上」(14.1%)。「0円」の回答も含めた平均は57.2万円でした。
キャッシュレス派を自認するのは39.8%、現金派は38.9%とほぼ拮抗。貯蓄の増加額で比べると2.4倍の差がありましたが、「収入が高く、先進的でお金に敏感な人がキャッシュレスを取り入れている」というのがありそうな話ではあります。新年度の平均貯蓄目標額はキャッシュレス派が325.4万円、現金派が178.3万円と、キャッシュレス派は現金派の1.8倍だったとのことですが、そもそも収入が高くないと貯金の目標を高く設定できませんよね。
ただ、これに加えてキャッシュレス派の人は、「キャッシュレスで支払いの手間を減らすように、無駄を省く意識やスキルが高い」という面もありそうです。新年度に削減したい生活費の目標額を聞くと、キャッシュレス派の平均は23.2万円と、現金派(14.2万円)より9万円高かったということです。
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