人気カーアクション映画シリーズ「ワイルド・スピード」最新作の邦題が、「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」に決定しました。原題の「Hobbs & Shaw」が影も形もありませんが、直球でなんだかすがすがしいタイトルだ!
この「スーパーコンボ」という副題にはなぜか人の心をハッピーにさせる言霊が宿っていたようで、Twitterでは「『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』という邦題を見て今日も一日がんばるぞ!と思った人は少なくないはず」「『ワイルド・スピード スーパーコンボ』と口に出して言ってみると大概のことがどうでもよくなる」と局所的に絶賛される事態に。
他にも「スーパーコンボ」が格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズの必殺技を思わせることから、「(主人公の)ホブスが真空波動拳でも出すんか? 」という反応や、「ストリートファイター」の話題かと思ったら「ワイスピ」の話だったというツイートも散見されました。
さらに昨今過熱している新元号の予想を巡り、渋谷の女子高生へのアンケート調査で「タピオカ」がランクイン(アイ・エヌ・ジー調べ)し、ネットの話題をさらっていたことを受けてか、「スーパーコンボめっちゃ元気出るやん 新元号もスーパーコンボ元年とかでいい気がしてきた」「新元号もスーパーコンボにしたら、少しは景気良くなるんじゃないかな?」という声まで。
どこまでもハレ気分にしてくれる語感に、ついには「スーパーコンボ効果なのかよく見たらポスターも日本版の方が晴れてる!!最高!!」と、海外版のポスターに比べ日本版ポスターの方が空が晴れっぽい点に着目する人も登場しました。言われてみれば確かに晴れてるぜ!
実は同シリーズでは伝統的に原題が日本向けに変更されてきました。そもそもシリーズ第1作の「ワイルド・スピード」からして、原題は「The Fast and the Furious」。5作目の「Fast Five(原題)」から「ワイルド・スピード MEGA MAX」と、日本の独自路線が先鋭化し始め、6作目「Fast & Furious 6(原題)」では「ワイルド・スピード EURO MISSION」、7作目「Fast & Furious 7(原題)」では「ワイルド・スピード SKY MISSION」、そして9作目「The Fate of the Furious(原題)」は「ワイルド・スピード ICE BREAK」と命名されていました。たぶん元号よりも予想困難。
8月2日に日米同時公開予定の「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」では、おなじみ大人気キャラクターである元FBI特別捜査官・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)と、元MI6エージェント・ショウ(ジェイソン・ステイサム)が大暴れ。2020年と2021年にはシリーズ最終2作の公開も予定されており、完結に向けた3年連続コンボの第1弾としても公開が待ちきれません。
(C)Universal Pictures
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- リュウのフィギュアがレッドブル缶にコンボを決めるコマ撮りアニメが極まってる 大ゴス、中P、昇龍拳!
打撃の重みがひしひしと伝わる完成度。 - スマブラでも「レッツゴージャスティーン!」 スマブラSPで「背水の逆転劇」を再現、海外からも絶賛を集める
ほぼ完全再現。 - まさにリアルファイター! 「鉄拳」のコンボをリアルで再現する動画がめちゃかっこいい
喧嘩したら頭の上に体力バー出そう。 - スーパーで流れる「ポポーポポポポ♪」を80年代電子ギターで完全演奏 かっこいいギターとほっこり電子音の心地よいギャップ
脳内再生止まらなくなるやつ。 - 格ゲーで「勝てないからつまらない」と言う前に基礎を覚えては?→「そういう初心者お断りの姿勢が衰退を招いた」と議論に
「勝つために基本システムを覚えるのは当然」「基礎だけでは勝てないから難しい」「対戦台ばかりで、1人で練習できる環境が少ない」など、さまざまな意見が。