ずっと「シャム」だと思っていた愛猫が「タイ」だったという投稿が反響を呼んでいます。そうだったのか……!
お顔や足などにポイントカラー(模様)を持つ、特徴的なイメージの猫種「シャム」ですが、投稿者のうさぎとねこ(@usagitonekoyaki)さんが本を読んでいて見つけたのは、同じ特徴を持つ「タイ」という猫種。そしてその写真と愛猫を見比べてみたところ、“シャム猫”ではなく“タイ猫”だったということに気付きます。
違いとしては、顔が小さく全体的にスレンダーな見た目がシャム、それと比較して少し丸みのあるのがタイ。日本以外では「サイアミーズ」と呼ばれているシャムですが、どうやらタイ王国から輸出され世界各地に広がっていくうちに容姿が変わり、スレンダーなモダンスタイルと、もともとの丸みのある姿に近いオールドスタイルのシャムが誕生。その後2009年に、後者のオールドスタイルが「タイ」という名前でTICAに登録されたという経緯があるようです。ちなみに“シャム”はタイ王国の旧名。
そのためちょっとややこしいですが、10年ほど前まではどちらもシャム(サイアミーズ)と呼ばれていた猫ちゃんであり、今回Twitterで驚きの声が上がったのも無理のない話のようでした。世間的に広まるまでは「シャム」と言っても問題なさそう。
コメントでは「まじか!」「うちの子もタイだったのか…」と衝撃を受ける声が寄せられ、同じ“タイ猫”飼いユーザーから「タイでした!」と、かわいい愛猫写真が寄せられる事態に。そして同時に、スレッド内の「タイ」猫たちのかわいさに、かわいい猫ちゃんたちの前では猫種などささいな問題だと感じる声も上がっています。
ちなみに飼い主のうさぎとねこさんは、名前の通り、今回登場した男の子の保護猫「キキ」くんと、うさぎ(ネザーランドドワーフ)の女の子「ココ」ちゃんの日常を公開しており、温かい癒やしをもらうことができます。
画像提供:うさぎとねこ(@usagitonekoyaki)さん
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