「アベンジャーズ/エンドゲーム」が4月26日に公開されるまで、「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」シリーズの過去21作を、話の流れを理解しやすい順序で見られるスケジュールカレンダーが興味深いです。本日4月5日から1日1本ずつ見ていけば、ちょうどよく「エンドゲーム」の封切りを迎えられます。
アメリカのポップカルチャーメディア「ComicBook」が作成し、Twitterで公開したカレンダー。視聴スケジュールは映画の公開順でなく、シリーズの時系列をベースに調整されています。1本目は第2次世界大戦時が舞台の「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」。続いて、1990年代が舞台の「キャプテン・マーベル」(執筆時点では上映中)が勧められています。
その後「アイアンマン」から「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」までは公開順で進行しますが、公開順では終盤だった同作の続編「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」が次の位置に。また、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」のあとに、同作でヒーローが初登場した「ブラックパンサー」と「スパイダーマン/ホームカミング」が続くのも分かりやすい。
23日から25日まで、「ドクター・ストレンジ」「マイティー・ソー バトルロイヤル」「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」と、関連性の強い3作を見ていくと、26日にはいよいよシリーズの大きな節目となる「エンドゲーム」が公開。興味はあるけれど過去作を見ていないといった人はもちろん、全作視聴済みの人も、おさらいするうえで参考になるでしょう。
このカレンダーは、『絶滅どうぶつ図鑑』で知られるぬまがさワタリさんがとりあげたことで、日本でも「この順番で復習したら楽しそう」と話題になりました。ただ、ぬまがささんも懸念しているように、シリーズ未見の人が2本目に「キャプテン・マーベル」を見るのは危険かもしれません。ネタバレ回避のため詳細は伏せますが、他の作品の印象が大きく変わってしまう可能性があるので、上映されている限りは後回しにするのがベターと思われます。
(C) Marvel Studios 2019
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- アントマン役ポール・ラッドも登場:香港に行けば君もアベンジャーズだ 「アントマン&ワスプ:ナノバトル!」香港ディズニーランドにオープン
香港ディズニーランドに待望の新アトラクション「アントマン&ワスプ:ナノバトル!」がオープン。セレモニーには監督のペイトン・リード、主演のポール・ラッドも登場し、最新鋭の技術を使ったライドのオープンを祝いました。 - 「シャザム!」吹き替え声優に菅田将暉が決定! 福田監督からラブコールの佐藤二朗、「吹替収録したのは7分」
発表イベントに登壇した佐藤さん「正直、何で呼ばれたのか分からない」。 - アライグマのオレオ君が死ぬ 映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」ロケットのモデル役
たくさんの人を笑顔にした小さな英雄。 - 邪悪を討て、アントマン&ワスプとともに!:アジアにおける“マーベルの拠点”へ――変化する最新の香港ディズニーランドを体験
日本から飛行機で5時間、香港・ランタオ島に2005年にオープンした香港ディズニーランドをご存じでしょうか。狭い、誰も行かないなんてのはもう昔の話。現在では世界でもここにしかない、ここでしか会えない要素もたくさんあり、特に日本のファンと“マーベルファン”が注目するパークになりました。 - NASA公式、トニー・スターク捜索を支援するツイート 「アベンジャーズ/エンドゲーム」予告公開を受けて
最高かよ。 - 映画「アントマン&ワスプ」インタビュー前編:「スーツはウルトラマン、巨大化はゴジラを意識」 映画「アントマン&ワスプ」のペイトン・リード監督、特撮好き歓喜の撮影秘話語る
特撮好きには絶対に見て欲しい一本です。 - アイ アム アイアンマン……!? 走り幅跳びに失敗したら図らずもスーパーヒーロー着地に
ダッダッダッダッ……ズザー!