頑張ったから褒めてほしい……そんな素直な子どもの気持ちはわかるけど、時には「今そこでおねだり〜!?」とドキドキハラハラさせてくることもありますよね。「しつけ大成功!」かと思いきや、恥ずかしさにあたふたするオチがついてしまったお母さんの姿が、ブログ「ぽんぽん子育て」で紹介されています。
5歳のタロくんと3歳のジロくん兄弟を育てるぽんぽんさん。子どもたちに食事のマナーを覚えてほしくて、ついつい小言が多くなりがちでした。「小言ばっかりじゃなく、(マナーが)できたら褒めよう!」と思いなおし実践。リズムに乗せて「すごいよタロくん、かっこいい〜!」と歌って気分を盛り上げる作戦に出ました。
これに気分を良くした子どもたち、競うように「ぼくもできてるよ!」「スプーンのもちかたあってるでしょ?」とマナー向上。それに合わせて「天才天才ジロくん!」「すごいよすごいよタロくん!」と歌って盛り上げ、褒め褒め大作戦大成功です!
「いい感じにマナーを教えられている」とウキウキしていたぽんぽんさんですが……後日の外食時に事件は起こったのでした。
ファミレスでもマナーを守れていることを「偉いね〜」と普通に褒めたぽんぽんさんに、タロくんはこう言ったのです。
「歌って」。
いつも家でやっているように、歌って褒めてというタロくん。しかしここは家ではなく、ファミレス……。歌うこと自体がマナー違反なんじゃと思いつつも、子どもの頑張る気持ちを無下にしたくないぽんぽんさんは小声で歌います。
しかしタロくんは「ママ聞こえない!」「普通の声で歌ってよ!」と厳しい指摘。ぽんぽんさんはタロくんが満足するくらいの、でも周りに迷惑をかけない程度のボリュームで“応援歌”を歌ったのでした。「あの人親バカすぎるけど大丈夫かな?って思われたかな。笑」とブログで振り返るぽんぽんさんですが、きっと周りの人も「子どもって純粋なだけに、罪作り……!」と思っていたのではないでしょうか!
とんだオチがついてしまいましたが、「歌って褒める」のは親子ともにノリノリで楽しくてとっても良い! それに褒めることってついつい忘れがちですよね。恥ずかしい思いをしても、成功体験を積ませるしつけは見習いたいです。
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