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高速ギターソロのように編み針を動かせ! ヘビーメタルと編み物を融合させた世界選手権、フィンランドで開催

頭をぶんぶん振りながら編む、背中越しに編む……いろんな編みテクをヘビメタで披露せよ。

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 ヘビーメタルと編み物を融合させたライブパフォーマンスで世界一を競う、世界初の“ヘビメタ編み物”選手権「Heavy Metal Knitting World Championships」が、2019年7月にフィンランドで開催されます。一体何が始まろうとしているんです?

ヘビメタ編み物のイメージ(選手権の告知動画より)

公式サイトのロゴ

 ヘビメタ編み物とは、激しいリズムに合わせてギターソロのように編み針を高速で動かしたり、背中越しに編んだり、毛糸と編み針を宙に投げている間に演奏に参加したりと、とにかく同じステージでヘビメタと編み物を合体させてパフォーマンスする競技です。もともとフィンランドは、国民10万人あたり50組のヘビーメタルバンドが存在するほどのヘビメタ大国。同時に編み物を含む手芸ファンが何十万もいるという、手芸人気の高い国でもあることから、この2つを組み合わせることにしたそうな。

編む人がちゃんとバンドの一員になることが重要

 誰でも参加可能で、動画審査を勝ち抜いた15組は7月11日(現地時間)にフィンランドのヨエンスー市で行われる決勝戦に無料招待。ヘビメタ編み物のワールドチャンピオンに輝いた組には、フィンランドの絶景が見えるホテルの宿泊体験が贈られます。

 参加方法は、公式サイトからヘビメタバンド・Maniac Abductorによる公式曲「Fight or die」をダウンロードし、1分のヘビメタ編み物動画をYouTubeに投稿。その上で動画URLなど詳細を公式サイトのフォームに記入することで、選考に参加できます。締切は5月31日23時59分(現地時間)まで。

 主催は参加者に「もっとも大事なのは斬新で規格外なことに挑戦する心。全力でそれを示してください!」と熱く呼び掛けています。どうも日本の感覚だけでなくフィンランドでもぶっ飛んだ企画であるのは間違いないもよう。日本のヘビメタ好きも編み物好きも、かなり畑は違いますが仲間を探して参加してみてはいかがでしょうか。選手権の協賛に付いているヨエンスー市の懐の深さよ……。

黒木貴啓


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