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「netgeek」集団訴訟、被害者らがクラウドファンディング開始 「悪徳ビジネスが社会的制裁受けること証明したい」

netgeekの手口について「集団リンチを仕立て上げてお金を稼ぐビジネスモデル」と厳しく批判しています。

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 匿名ニュースサイト「netgeek」に対する集団訴訟を巡り(関連記事)、原告側によるクラウドファンディングが4月9日よりスタートしました。立ち上げたのは原告団の1人で、ITコンサルタントの永江一石さん。



 netgeekを巡っては4月8日、うその記事で名誉を毀損(きそん)されたとして、永江さんら5人が合計1650万円の損害賠償を求めて運営元を提訴。「(彼らがやっていることは)集団リンチを見せて見物料を取っているようなもの。放っておくことはできない」(永江さん)と強く批判しました。


netgeek クラウドファンディング 東京地裁で記者会見を行う永江さん

 目標金額は300万円で、集まった支援金は主に裁判費用や、今回の経緯をまとめた書籍の執筆・出版コストに充てる予定とのこと。他にも、同じような被害にあった人の裁判費用にも充てたいとしています。支援は3000円より受付中で、目標金額は300万円。

 永江さんはnetgeekの手法について、「集団リンチを仕立て上げてお金を稼ぐビジネスモデル」と厳しく指摘。「社会的弱者などの一般人を狙って、自分の氏素性は完全に隠して全く取材をせずに誹謗中傷を行い、野次馬が集まってくるように仕向け広告でお金を稼ぎます」「著作権侵害も日常的に行い、クレームに対して全く返事もしない反社会的な企業」と批判するとともに、「あなたや家族も狙われる可能性がある」「一緒に戦いましょう」と呼びかけています。


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