クラウドワークス「個人の誹謗中傷に関する記事作成案件」を掲載停止に ネットでは「羽生結弦選手の中傷依頼」が物議
「このバイト最低ですね…」「許せない」など批判の声があがっていました。【追記】
クラウドワークスは4月9日、「個人の誹謗中傷に関する記事作成の案件」について、ガイドラインに基づき掲載を中断したと発表しました。掲載を中断した具体的な案件の内容は不明ですが、インターネット上では3月下旬ごろから「羽生結弦選手を中傷するアルバイト」の存在が指摘され、物議をかもしていました。
クラウドワークスの規約では、「プライバシー権、肖像権、名誉、信用その他他人の権利を侵害し、損害を与えるような仕事」を禁止しており、今回の措置はこれに基づいたもの。併せて、今後も同様の案件が掲載された場合には「即座に掲載を中断いたします」としています。
クラウドソーシングサイトにおける誹謗中傷依頼を巡っては、J-CASTニュースが4月3日に「『“羽生選手”“キモすぎ”で記事書いて』 氾濫するトレンドブログ求人、仲介業者も対応強化へ」との記事を掲載し大きな話題に。そもそもの発端はあるTwitterユーザーが投稿した、クラウドソーシングサイトの求人募集画面とみられるキャプチャ画像で、依頼主は羽生選手について厳しい意見を投稿するよう求めるとともに、一方では別のフィギュアスケート選手について好意的な意見を書くよう依頼していました。
この画像の真偽については不明ですが、ネット上ではこれを受け、「このバイト最低ですね…」「許せない」など物議をかもす形に。その後J-CASTニュース編集部が調べると、クラウドワークス上で類似の依頼を発見。さらに「羽生結弦」で検索したところ、羽生選手に関する記事執筆依頼案件が、終了分も含めると100件以上見つかったそうです。
クラウドワークスは併せて、もしもこうした案件を発見した場合には「お手数ですがPCサイトの仕事詳細画面にある『この仕事を通報する』より事務局までお知らせください」と呼びかけています。
なお当初話題になった画像によると、当該案件の報酬は、ブログ記事が10本で200円、記事や動画へのコメント入力は1件あたり25〜150円などとなっていました。
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ダメなやつでした。