『週刊ファミ通』が実施していたアンケート企画「平成のゲーム最高の1本」で、スクウェア(当時)の「クロノ・トリガー」が1位に選ばれました。
「クロノ・トリガー」は1995年(平成7年)にスーパーファミコン版が発売されたRPG。「ファイナルファンタジー」の坂口博信氏と、「ドラゴンクエスト」の堀井雄二氏と鳥山明氏が手を組んで作り上げた、スクウェアとエニックスが合併する前の当時としては夢のような作品でした。「ストーリー、シナリオ、音楽すべてがいまでも色あせない名作」「主人公たちと時を超えて旅をした思い出は一生忘れられない」など、主に直撃世代といえる30代から支持を受け、有効回答数7158人中の230票を集め首位に輝きました。
2位には「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」(2017年/任天堂)、3位には「NieR:Automata(ニーア オートマタ)」(2017年/スクウェア・エニックス)が、それぞれ209票と205票の僅差で追随。前者はシリーズ初のオープンワールド作品で、その広大さと完成度から「ハイラルという土地で生きていると錯覚させられた」など、年齢・性別問わず幅広い層に評価されました。後者は「こんなにも心を動かされたゲームはない」など、独特の世界観やシナリオに10〜20代からの得票が多かったそうです。
20位までの詳細な集計結果は、『週刊ファミ通』5月16日増刊号(4月25日発売/580円)に掲載。全74ページの「平成ゲーム史」特集で、多角度から平成のゲーム業界を総括するとのことです。
同誌を手がけるGzブレインは、3月にムック『ゲームと平成』(999円)も刊行。こちらでは平成におけるゲーム業界の出来事を、詳細な年表や当時の記事をもとに振り返っています。
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