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全自動衣類折り畳み洗濯機「ランドロイド」開発企業が倒産 開発費負担が重く

人類の夢でしたが……。

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 東京商工リサーチによると、全自動衣類折り畳み洗濯機「ランドロイド」を開発していたベンチャー企業「seven dreamers laboratories」が4月23日、東京地裁から破産開始決定を受けました。負債総額は約12億円(2018年3月期決算時点)とのことです。

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seven dreamers laboratoriesのWebサイト

 2014年の設立当初はカーボンゴルフシャフトの開発や販売でスタートし、鼻腔挿入医療器具「ナステント」などの開発販売を展開。その後、洗濯から乾燥、折り畳みまで全自動で行う洗濯機「ランドロイド」(laundroid)を発表。世界初の技術として注目を集めました。

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洗濯から折り畳みまで全自動でできるとうたっていた「ランドロイド」=公式動画より
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洗濯物を画像解析し、ロボットアームで折り畳む仕組みだった=公式動画より

 2018年にはパナソニックや大和ハウス工業を引受先とした第三者増資で総額10億円を調達したと発表。経営資源をランドロイドの製品化に集中していたものの、開発費が負担に。2018年3月期決算は売上高7.4億円に対し、17.5億円の最終赤字を計上していたとのことです。

 当初は2017年度の製品化を計画していましたが、2019年春に発売を延期。ここにきて資金繰りも限界に達したとのことです。

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