漫画家の田川ミ(@tagawa_mi)さんがTwitterに投稿した「捨て猫と狼」漫画が、猫好きやケモノさん好きの心をわしづかみにしています。予想を裏切るうれしい展開にほっこり、動物たちのかわいさにうっとり。
汚れた箱の中に捨てられ、心細そうに「ミーミー」と鳴いている子猫ちゃん。そこに現れ、するどい眼光でにらみつけてきたのは、両目の近くに深い傷がある1匹の狼です。狼の瞳孔は細く、獲物を狙っているかのよう。子猫ちゃんはビクッと驚きプルプル震え始めます。やばいよこれ、早く逃げてええええ!
子猫ちゃんが入っている箱に、顔を突っ込む狼。これは……残念ながらやられてしまったのか……と思いきや、次のコマに登場するのは、無言で心底あきれた顔をしている狼さん。一体何があったの?
次のコマにいるのは、寝そべっている狼さんとたくさんの猫ちゃんたちではありませんか。慣れた様子で狼さんに添い寝をしている猫ちゃんズ。一方狼さんは、シッポを振りながらハートマークを出しちゃって、猫ちゃんたちへの愛がダダ漏れのようです。よく見ると、さきほど箱に捨てられていた子猫ちゃんもしっかりと寄り添っておねんね中。なんだ、ただの幸せな図か!
どうやら狼さん、傷だらけの体とコワモテから想像がつきませんでしたが、無類の猫ちゃん好きだったもよう。捨てられたり迷子になってしまったりした猫たちを保護しているようで、どんどん猫ちゃんの数は増えてしまっているんだとか。
狼さんの猫ちゃんへの愛は、とどまるところを知りません。お昼寝している白い猫ちゃんに、「ズザァァァ!」とものすごい勢いでスライディングしてしまう狼さんの姿を描いたエピソードも投稿されています。スーハースーハーと猫ちゃんのにおいをかぐ狼さん。猫への愛がどうにも止まらないようです。そのお顔とのギャップと、狼さんと猫さんのモフ×モフな関係がたまらない!
ちなみにこちらの狼さんは、マンガ無料配信サイト「マグコミ」にて連載中の田川ミさんの作品『こりせんまん』に登場する「破霧」(はぎり)というキャラクターなのだそうです。
同作は、その昔、悪行のため「日の神」に封印され、幻狐(げんこ)としての力を奪われた狐「阡三(せんぞう)」が、解放の条件として課せられた“強大な力を持って生まれた化け狸の子「萬八(まんぱち)」を養育”していく姿を描いた物語。狐や狸、狼や犬などモフモフな動物たちがたくさん登場しますよ。
田川ミさんさんのTwitterアカウントには他にも、『小鳥と狼』『狼と犬』など、『こりせんまん』に登場する動物キャラクターたちのスピンオフ漫画が投稿されています。個性豊かなモフモフの獣さんたちがいきいきとたわむれる姿、とてもよいです……!
「小鳥と狼」
「狼と犬」
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高い志を持つ猫さんです。