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「ストロベリーナイト・サーガ」黒沢あすか演じる育児放棄クズ母に震えた6話 「知らないでしょ、私のそういう怖いトコ」亀梨和也はこれから何を知っていくのか(1/2 ページ)

ネグレクト母と捨てられた息子の苦しみ、演技合戦も白熱。

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 主人公「姫川玲子」を二階堂ふみが演じる 「ストロベリーナイト・サーガ」 (フジテレビ系列・木曜よる10時〜 )。第6話の原作は誉田哲也の短編小説「夢の中」「闇の色」(姫川玲子シリーズ7作目「インデックス」に収録)で前作(竹内結子版)ではドラマ化されていない、初映像化のストーリー。


ストロベリーナイト・サーガ 第6話はシリーズから初映像化のストーリー イラスト/まつもとりえこ


ストロベリーナイト・サーガ 玲子と菊田が完全なバディに! イラスト/まつもとりえこ

ネグレクト母・峰岡里美を演じた黒沢あすかがすごい!

 最初は通り魔かと思われた事件。被害者は3人。まず、峰岡里美、49歳(黒沢あすか)、重傷だが一命は取りとめた。第2第3の被害者はたまたま通りかかった菅沼久志(市川貴之)と小野彩香(横田美紀)。菅沼は死亡、小野は軽い傷だが精神的ショックが大きい。近くの公園で自殺を図った男が加害者と思われ、こちらも意識不明の重体だ。

 玲子と菊田はまず峰岡里美の病室を訪ねる。ケガを負ったばかりでつらそうな中、峰岡は問いかけにまばたきや頷きで反応を返してくれる。刺された時のことは何も覚えていないようだ。しかし一瞬、顔を歪めたのを玲子も菊田も見逃さなかった。戸籍を調べたところ峰岡には重樹という息子がいることが分かり、加害者と思われる男と年齢も近い。

 2度目の訪問。玲子が息子のことを尋ねる。初回と違い、峰岡は天井をじっと見たままで反応を返そうとしない。

 その後、玲子たちは峰岡里美が昔住んでいた本籍地であるアパートを訪ねる。住人を立ち退かせたものの壊さずに長年放置された状態で、部屋の中も住んでいた時のまま残されていた。そこで見つけたのは幼児の白骨死体。

 3度目の病室訪問へ。観念したのか、峰岡が話し出す。「重樹だって言いたいんしょ?」ねとっ、としたイヤな声。「帰ったら死んでた。病気だったのかもねぇ」いやいやいや、ろくに世話をしなかったアンタのせいだろう! ネグレクト(育児放棄)をしていた自覚すら無いのかもしれない

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