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元Aqua Timezのドラマー田島さん、就職して営業マンに 「40歳・未経験」ながらバンマスのコミュ力を生かす

「セカンドキャリアも精一杯生き抜く」。

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 女性向けキャリア支援サービスを運営するLiB(東京都渋谷区)は5月23日、解散した人気ロックバンド「Aqua Timez」のドラマー、「TASSHI」こと田島智之さんが入社したと発表しました。

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田島さん(右)とLiBの松本洋介CEO
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Aqua Timez時代の田島さん(右から2番目)

 田島さんは現在、女性向け転職支援サービス「LiBzCAREER」のインサイドセールス部門で働き、「日々お客様の悩みに耳を傾け、最大限のサポートをさせていただいております」とのこと。営業職を選んだのは「『40歳・未経験』でも努力が報われる仕事は何か」と考えた結果だそうです。

 Aqua Timezは2003年に結成され、NHK紅白歌合戦に2度出場した経験もある人気バンド。18年12月をもって解散しました。佐藤さんは左手に持病を抱えており、音楽業界からの引退を決めていたといいます。そこで武器になったのが、田島さんがバンドの後半の6年間、バンドマスター(バンマス)として培った調整力とコミュニケーション能力でした。

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田島さんはバンドの後半となる6年間、バンマスを務めた

 現在の仕事では、こうした能力を生かして「クライアントへのソリューションや、メンバーのコンディションなど、幅広く目を配ることで視座高く仕事ができるようになってきました」と田島さん。今までと全く違う分野に飛び込んだ形ですが、「セカンドキャリアも精一杯生き抜くことを通して、進むべき道が見つからない人、経歴やスキルに自信がなくて悩んでいる人、一歩を踏み出すことに臆病になっている人など、あらゆる人たちがポジティブにアクションし、最高の未来を選択できる世界をつくっていきたいです」と意気込んでいます。

 LiBは、noteで田島さんのインタビューを公開しています。

 田島さんのコメントは以下の通り。

2018年12月31日、「Aqua Timez」解散と同時に、私はドラマー“TASSHI”としての、表舞台での音楽人生に一区切りをつけ、2019年よりLiBにてセカンドキャリアをスタートさせました。

ミュージシャン引退と同時に、あらゆる可能性を模索している中で、ビジネスパーソンという道を選ぶ「勇気」を与えてくれたのは、バンドマスターとして培ってきた調整力・コミュニケーション能力です。「40歳・未経験」でも努力が報われる仕事は何かと考え、私は「営業職」に絞って仕事を探し、その中で「生きるをもっとポジティブに」というミッションを掲げているLiBに出会いました。

この会社に入社したい、そう思った一番の理由は「仲間」です。皆イキイキした表情で、まっすぐに仕事を楽しんでいる。それがとても印象的で、ここなら、第二のキャリアを歩む場所としてきっと情熱を燃やすことができると確信し、入社を決意しました。

今はHR-Tech領域の「LiBzCAREER」という女性向けの転職支援サービスのインサイドセールス部門で、日々お客様の悩みに耳を傾け、最大限のサポートをさせていただいております。

バンド時代の経験が生きることも多く、クライアントへのソリューションや、メンバーのコンディションなど、幅広く目を配ることで視座高く仕事ができるようになってきました。

こうして、私が新たな活躍の道を切り開き、セカンドキャリアも精一杯生き抜くことを通して、進むべき道が見つからない人、経歴やスキルに自信がなくて悩んでいる人、一歩を踏み出すことに臆病になっている人など、あらゆる人たちがポジティブにアクションし、最高の未来を選択できる世界をつくっていきたいです。

これまで私を支えてくれた全ての人に感謝し、その恩返しのつもりで、LiBのミッションである「生きるをもっとポジティブに」を体現していきたいと思っています。多様なライフキャリアを応援しているLiBと、ビジネスマンとしての田島智之を、これからどうぞよろしくお願いいたします。

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